2020年10月25日

雑談が苦手

アスペルガータイプの複数の女性たちから
聞くことができた具体的な感覚で
”0から1を生み出すのが苦手”
というお話があります。

アスペルガータイプは
【雑談が苦手】であることが多く
上記のことを雑談で例えて
説明してみたいと思います。

例えば、初対面の人と二人きりになって。
沈黙を恐れるあまり「何か話さなくちゃな…」と
プレッシャーに駆られたとします。

このとき、
「0」は何も情報や発想のない状態を指します。
「1」は
【少しだけ情報がある場合】と考えてください。

つまり、
0から1というのは
【自らが話題のきっかけを作る】ということで
それがとっても苦手なのが
アスペルガータイプということになります。

もちろん、特性がない場合でも
超人見知りだったり別の障害などによって
話せないことはあるのですが、
アスペルガーの人たちは
・勉強は普通より上くらいにできる
・知識量が豊富
・深い世界を知っている
ということが多いので、
「なぜ雑談ができないの?」という疑問を
周りは抱きやすいと思います。

0から1を生み出すときに必要なのは
【発想力・想像力】などですよね。
そこの弱さも持ち合わせている場合が多いので
例え知識量が豊富だとしても
【相手に合わせた雑談ができず】
その場の雰囲気が壊れてしまったり
反って沈黙を長引かせてしまったり
することが考えられます。

そして、
この話を教えてくださった女性たちは
「1」あればなんとかなる、ということで
【きっかけさえ作ってくれれば話せる】
というふうに私は受け止めました。
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例えば「SALEやってるよ」とか。
男性の場合には1往復で終わりやすいですが
女性は割とそこから会話が少し続きやすいです。
*****当事者の方へ*****
雑談が苦手なのは
発達特性に悩む人の定番ですね。
詳しく事情を聞いてみると
・話したいことがない
・共通の話題がない
・相手に興味が無い
ということが多いです。

それでも、一個人として大人として
振る舞うためには雑談が求められる。
「どうしましょう」ってなりますよね。

ここで知っておいてほしいことがあります。
当事者の方々は
【一つ手前の段階を知らない】
ということです。

相手に話したいこと、相手との共通の話題、
相手への興味はすべて
【ある程度相手を知った後に
      判断することなのです】
相手と初対面であった場合には
”そもそも知らないこと”だと
気付いてほしいとおもいます。
そしてそれは
【ほとんどの人に不可能なこと】です。

最初から上手くやろうとか
格好つけたいとか変に思われたくないなど
【人からの評価を気にし過ぎて】
このような考えになってしまったのかな?
なんて考えつつ、
この前段階について説明すると

相手に興味があるかないかとか
「そういうのは後回しにして」
【相手のことを知るための話題作り】
できることが最優先なのです。

そのためには
・当たり障りのない質問を用意すること
・相手の話を聞くこと
・自分の情報も開示すること
この3つを心がけてみてください。

当たり障りのない質問については、
だいたいは
予め準備しておけば良いかと思います。
前段階の相手との話で
「もっと相手のことを知りたい」と
気になるようだったら
一歩前進して行くのですよ。
posted by whereabouts長谷 at 07:25| Comment(0) | 発達障害

2020年10月22日

責任逃れを選択した先生

私、2ヶ月くらい前にすっ転んでw
その時、手を突いたのですが
その痛みが取れないので
整形外科に行ってきました。
あらかじめチェックしていた口コミが
ちょっと気になっていたのですけれど
受診して納得。

あまり細かいことを書くと
誹謗中傷と思われてしまいますので
一部分だけ取り上げますね。

診察結果としては骨に異常はなく
飲み薬とシップになったのですが
レントゲンを撮り終えた後の説明から
「あ…これは他の患者さんたち、
          大変だろうな」
というのがよく分かりました。

その先生は
状態説明→次の段階の検査→現段階の治療法
という流れをずっと一人で話し続けていて
3回目のループが終わった時、
「あ、もう説明は分かりました。
   それで治療法としては
      飲み薬とシップですね?」
と、私の方から
会話をぶった切ってw
先生の会話の流れを変えました(;^_^A

この間、
先生の方針は一切説明されず
「やるかどうかは別として…」という
言葉をひたすら繰り返しながら
【選択を患者に託してしまいました】

口コミの意味は、これだったのです。
説明しかしない、先生の考えはない
選択は患者次第だと
医療に詳しくない患者にとっては
【困ってしまうことばかり】です。

だけど、
高い評価をしている人もいました。
受け止め方次第で
その人の評価というものは変わりますね。

今回は”当事者の方へ”を入れません。
そして、
先生がなぜそのような対応だったか
【過去の先生の背景】について
勝手に想像してみました。

おそらく何十年と医者を続けていて
最初からこうだったとは思えないのです。

きちんと診察をして診断をして
治療方針を伝えてきたと思いますが
時に”クレーマー”のような患者に
言いがかりをつけられたことがあると思います。
そういうとき
「先生がこう言ったから、
    私はこうなったんだ」などと
責任を追及されたと思います。

そんな経験をくり返していれば
先生も嫌気がさすでしょう。
「だったら勝手に判断しろ」くらいに
思ったかもしれませんよね。
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*****最後に*****
なぜ今回、リアルな話を取り上げ
このような内容になったかというと
今回の目的は
【相手の立場に立って考えてみる】
ということだったからです。

悪口に聞こえたかもしれませんが
先生が
【そうならざるをえなかった理由】
私なりに考えてみました。

このようにして物事を考えていくと
イラっとするときがあったとしても
【怒りが若干和らぎます】

私の想像した内容が
本当かどうかは定かではなくても
そう考えることによって
自分の心がざわつくことなく
穏やかに過ごせると思います。

この段階を踏めない人たちが
気持ちをぶつけるところがなくて
クレーマーになってしまうのです。

悪徳な場合には仕方ないですが
私たちが体験していることには
【相手の背景が隠れている】
ということも多いものですから
何か不都合が起きたときには
一旦は、
「別の視点」から考えるようにすると
気持ちの整理ができるかもしれませんね。
posted by whereabouts長谷 at 18:12| Comment(0) | 人間力アップ

2020年10月20日

良かれと思って

発達障害傾向を持つ人たちは
”超平和主義”なタイプが多いです。
攻撃性の強い、パーソナリティ障害が
絡んでいるケースもありますが、
基本的に…というところで平和主義です。

・平和主義
・正義感が強い
・秩序に忠実

こういう人は日本人のお手本的で
真面目な善人のイメージなのですが
使いどころを間違えてしまうと
簡単に人間関係に亀裂が生じます。

当事者たちの生き辛さの一つに
こういったことが関係しているのですよね。

それで、タイトルの話になるのですが…
私たちは、
誰かがその先、危険な目に遭ったり
不都合が生じるだろうと分かった時
親切心からその相手に
教えてあげたくなりますよね。

このとき
人の気持ちは分からないけれど
優しくて誠実な発達特性を持つ人が、
良かれと思って起こしたアクションが
相手を怒らせることになってしまいます。
ここで大切なことは
【踏み込み過ぎないこと】です。

当事者の気持ちとしては
「親切心」でしかないのでしょうが、
相手にとっては
「あなたに何の関係があるの?」
という気持ちになるようなことです。

この「親切心」を
きちんとした親切で伝えるために
いくつかのポイントを抑えておきましょう。
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*****当事者の方へ*****
1.誰の問題(課題)か理解する
 だいたいのことは、当事者自身の問題ではなく
 相手と、その先の誰かとの問題であったり
 相手自身の問題であることが多いです。

 このとき当事者が介入するとなると
 【他人が口を挟む状態】になります。

 だからといって他人ごとに
 絶対口を挟んではいけないのではなく、
 ・過度な主張
 ・無理な押しつけ
 ・知識のひけらかし
 こういったことをすると
 トラブルになりやすいということです。

 このあたりが理解できない場合には
 最初から関わらない方が無難でしょう。
 何も、自分が嫌われる前提で
 人に優しくすることはありません。

 そういえば、
 【曲がったものを
     正したくなるこだわり】
 アスペルガータイプの人にはありました。
 確かにきっちりとしている方が
 モヤモヤしないかもしれませんが、
 人間のやっていることに関しては
 定型発達だろうと発達障害だろうと
 曲がっていて矛盾が多いものですから
 なかなか、思ったようにはなりませんねぇ。

2.前置きの言葉を用意する
 他人の問題に口を挟むとき、
 あたかもその関係者かのような口調
 関わっていくのは不自然です。

 言葉数の少ない人の場合には
 前置きなども不足しがちですから
 前置きの言葉は考えておきましょう。

 例えば、
 自分がどういう立場なのかを
 話してから本題に入るのも一つです。
 また、
 「差し出がましいのですが…」などの
 定型文も良いかもしれません。

3.通りすがりは止める
 私もされたことがあるのが
 【ネット上で
    通りすがりに
      捨て台詞を吐く】人です。

 本当にその人には無関係ですし、
 匿名ですから誰なのかも分かりません。

 たとえそれが捨てゼリフではなく
 親切心から来る
 ポジティブなアドバイスだとしても
 やり方は考えておいてほしいですね。

 なぜなら、
 そこには目に見えない
 【多くの人からの評価】が存在していて
 場合によっては
 【人前で恥をかかせる】行為になります。
 それはとても失礼な行為です。

 通りすがりでなく、
 SNSのフォロワーなら?
 匿名じゃなくて本名なら?と
 いろんな疑問が出てくるかもしれませんが
 上記のようなやり方は
 どのような立場であっても
 同じなのではないかとおもいますよ。

◆まとめ◆
発達障害の傾向を持つ人たちは
自分の気持ちを表現しにくいけれど
【自分の目に映るものには
     強い意見を抱きがちで】
それを”言わずにはいられない”という
衝動的なところがあります。

思ったことを何も考えないで
発言してしまったり
それを言われた相手の気持ちが
考えられなかったりして
人間関係を壊していくことが多いです。

その自覚のある人たちは
【たとえ親切だとしても、
  行きすぎた行動や言動は控える】ことを
脳内マニュアルに入れておいてくださいね。

posted by whereabouts長谷 at 07:41| Comment(0) | 発達障害