2019年02月10日

大人の発達障害と薬物療法

周囲が特性に気付かなかったり
親に受け入れてもらえなかったり
色々な理由があったため

小さい頃に診断を受けられず、
また療育を受けることもできず
大人になってしまって
困っている人たちが
世の中にはたくさんいます。

そのような人たちが
私の所で相談されるのですが
最近思うことがあって
【トレーニングの効果が
      出ないタイプ】
についてです。

例えば、
・苦手が多い
・周囲と自分の温度差
・より改善したい
といったことに対しては
【具体的な対応が可能で】
ケースごとに一緒に考えて
克服してもらうことが
可能なのですが、

【やる気が出ない】という
そもそもの問題…
【脳の覚醒に関する相談】
正直言って難しいです。

これまでのケースだと
比較的ADHDタイプに
多いかなぁ…という
私個人的な感想ですが

やる気がない人に対して
どう提案したところで
動けないのだから
お互い困っているだけ、
という状況なのです。

こういった場合には
私の技量では無理なので
病院での受診を
おススメすることがあります。

法律に触れてしまうので
詳しくは書けないのですが
ドクターの判断と
当事者の意思によって
薬物療法を受ける方が
良いこともあります。
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それでも、どうしても
病院がイヤ!という人には
【運動量を増やす】ことを
試してもらいます。

単純なのですが
脳を覚醒させるには
運動が一番かと思います。

私が対応できるのは
「それなりに
  やる気がある人」です。
何らかの原因があって
やる気が出ない場合や
それが一時的な場合でないのなら
病院に行くことも
選択肢に加えてみてください。
posted by whereabouts長谷 at 16:55| Comment(0) | 発達障害

2019年02月08日

立場の置き換えができない

発達障害傾向を持つ人たちは
【想像力の弱さ】があって
表面上の人の気持ちは分かっても
【推し測る】ことは苦手です。

例えば「イヤだ」の言葉一つでも
ちょっと嫌なのか死ぬほどなのか…
相手の声色から想像できず
【あくまでも自分の感覚】なので
相手との気持ちに
ズレが生じてしまいます。

そのため、
【相手の立場に立って
       考えられず】
相手が泣いていたとしても
平気な顔をしていたり
テレビ番組の悲しい場面で
笑っていることもあります。

だから周囲の人たちに
嫌われやすくなるのです。
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では、彼らにも
その気持ちを知ってもらうために
できることは何かと言いますと
【ストーリーを作って伝える】
ということです。

自分で立場を置き換えられないので
代わりに周りの誰かが
当事者のストーリーを作って
伝えてあげるのです。
そうすることで想像し、
気持ちが分かることがあります。

ですが、
想像力の弱さが酷すぎると
ストーリーですら伝わらず
「〜だと悲しいよね?」と
問いかけたとしても
「え?何で?」などと
返事されるかもしれません。

この場合には
【そういうものなんだよ】
という言葉かけを
するしかありません。

その際、必ず伝えるのは
【あなたが
  思っていることと
    他人の考えは違う】
ということです。

彼らは、
自分と他人が何か違う
ということの自覚があっても
【自分が正しいという
    強い思い込み】
持っていることが多いので
【他人に否定的】です。

【自己完結型】のため
人と関わりながら
意見や思いを
すり合わせることなく
自分が正義になりやすいのです。

だから、
「〜の場合、こういう気持ちだ」
といったように
彼らの心に響かせる
目的をとらず
【あなたのマニュアルに
   登録してください】という
方法を選択しましょう。

これを読んでいるあなたが
当事者の場合には、
自分のマニュアルを増やすため
「こういう時、どんな気持ちですか?」
といった
【質問をして覚えましょう】
posted by whereabouts長谷 at 07:26| Comment(0) | 発達障害

2019年02月05日

どこまでお金で解決する?

私たちがそれぞれ生きる世界は
全体から見ればちっぽけで
本当に小さな世界だといえます。

だから、
仕事と家庭だけでなく
習い事や趣味や、ボランティアなど
色々な経験を通して
自身の価値観を高めることが
とても大切だと思います。

ただ、どうしても
【自分の力では無理なこと】
多々あるもので
そんな時は「お金で解決」も
対応法の一つですよね。

例えば、
カウンセリングがまさにそうです。
家族や友達に心配かけたくない。
仮に話せても心が晴れない。
こんなときは専門家に頼ろう!
みたいな感じです。

仕事でも同様に
社内で時間を浪費して
大した作品にならないのなら
(サイト作成など)
外部のプロに頼んでしまおう
ということなんて
当たり前にありますよね。

それで、
発達障害の傾向を持つ人たちは
【得意なことが
    限られているから】
苦手な部分に関しては
お金で解決してしまえば
ちょうどいいと思います。

アスペルガータイプは
エリートが多いから
仕事だけ一生懸命頑張って
家政婦を雇ってもいいのだし

ADHDの浪費家が
自分で解決できないから
ファイナンシャルプランナーに
相談すればいいのだし。。。
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けれども、
絶対に勘違いしてほしくないのは
【人との本当の交流】だけは
お金では解決できません。

寂しいから
カウンセラーに話を聴いてもらう。
でもそれは、
【聴く訓練をした相手だから】
話しやすくて当たり前だし
共感だってしてくれます。

それから、
お金で解決させすぎようとして
【計画性のなさ】が影響し
必要以上にお金を撒いたり
【自分のキャパを超えて】
お金を使ってしまうこともあります。
それによって
生活が困窮するリスクが高まるので
十分に注意してくださいね。

お金で解決、は
悪いことではありません。
けれども
・ラクをしたいから
・努力が嫌いだから
・都合がいいから
などと当然のように過ごすと
【本来の人との繋がり方】
全然分からないだけでなく
【自身のスキルが落ちる】
リスクがありますので
それはしっかりと検討してから
自分でやるのか、お金に頼るのか
決めてほしいと思います。

大人の発達障害傾向の人は
子供ほど素直にはなれないし
不都合な習慣が身に付いているし
お金を持っているから
スキルトレーニングを行うのが
結構大変なのです。

お金の使い方もその一つ。
表面上の人の心は買えても
【深い人間関係は難しい】
覚えておいてくださいね。
posted by whereabouts長谷 at 06:56| Comment(0) | 発達障害