2019年04月11日

余計な一言で傷つけてしまう

発達障害傾向を持つ人は
言う必要のあることと
言わなくていい余計なことの
【区別が苦手】です。

例えば、
美味しいものを食べたことを
誰かに話す場面で
その相手が
同じものを食べたことが
あるかないかを考えず
【自分と同じ
  情報がある前提で】
話してしまうので
【会話がかみ合いません】

そして、
会話がかみ合わないことで
「あなたは理解が足りない」と
相手側を
責めることもあります。

詳しく聞いてみると
【事前情報が全くなかった】
などの原因が分かるものの
当事者には理解できません。

もし当事者が
「気をつけよう」と思って
事前情報を提供しようと
頑張ったとしたら
【時系列に沿った
     情報を全部】
話そうとしてしまい
【何が言いたいか
     分からない】
ということが起こりがちです。

その逆に
言わなくていい余計なことを
言ってしまうケースでは
【自分が思った
    素直な気持ち】
【ネガティブな言葉】だけが
言葉として出やすいです。

その時の視点は
【一人称】なので
【別視点での
   考えが浮かばず】
失言してしまうのです。

例えば、
パートナーの好きなところは
たくさんあるにも関わらず
「あなたの鼻の形は変だ」と
自分の思ったことを言います。

そこだけ言われたら
傷つきますよ〜。
それも突然そのような
【爆弾投入】をするのですから
怒りや反感を買っても
仕方がありません。
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当事者の
「余計なことを
  言ってしまって
   場を凍らてしまう」
という相談は多いです。

言うこと、言わないことを
選べるようになるためには
トレーニングが必要で
それと同時に
【自分の考えの整理】なども
行っていく
必要があるかと思います。
posted by whereabouts長谷 at 07:25| Comment(2) | 発達障害

2019年04月09日

フラッシュバックについて

発達障害傾向のある人で
フラッシュバックしやすい
という特徴を持つ人がいます。

フラッシュバックというのは
過去に体験した
辛いことや悲しいことを
突然思い出して
【再体験】することです。

PTSDの人によく起こり、
その感情は
強い恐怖や不安だといわれます。
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ですが
発達障害傾向の人では
恐怖や不安はもちろんですが
【怒りの再体験】
多いかと思います。

事例でよくあるのは
アスペルガータイプの父親が
さっきまで普通に過ごしていたのに
【何の前触れもなく】怒りだし
怒鳴ったり物に当たったり
することがあげられます。

小さい頃から
それを見て育った子どもは
ある意味で【精神的虐待】
受けていることになるわけで

大人になってから
・男性が怖い
・怒鳴り声に委縮する
といったことで
【人間関係に影響】
出てしまうことがあります。

ひとまず本題に戻って
数回前から投稿している
ブログ記事のとおり
発達障害傾向を持つ人の中には
喜怒哀楽の
【怒りだけ表現する】タイプが
存在しているので

フラッシュバックによる
不安や恐怖を表現することは
少ないのかと思います。

物事を点で考え、
短期記憶の弱い人が
例えば数年前のことを
【さっき起きたかのように】
語ったり怒ったりするので
周囲は困惑してしまいます。

最初は、
数年前に起きたことに
怒っているのですが
矛先が徐々に家族に向かい
責められるということも
実は少なくないのです。

人からの目や評価を
非常に気にしている割に
怒った時の態度が
あまりにもひどい状態だと
周囲の人は
【矛盾を感じやすいです】

けれども
それも脳機能の問題で
【好きでそうしている
     わけではない】
ということを理解した上で

冷静になった時に
【気持ちや考え方の整理】
一緒に行っていくことが
大切かと思います。
posted by whereabouts長谷 at 18:09| Comment(0) | 発達障害

2019年04月07日

「怒」以外の感情は?

前回から引き続き
発達障害傾向を持つ人たちの
「感情」についてですが、

彼らは喜怒哀楽の
「怒」を表すことが多く
世間から自分に対する
【評価が落ちることを
  過剰に恐れている】ため
その怒りは
身内に向けられやすい
というところまでは
知っていただけたと思います。

じゃぁ、残りの感情は?
…と思いますよね。
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これにも個人差がありますが
私の持っている事例では

【一人で楽しむ】
万人受けしない楽しみを
持っていたり
友達が少なかったりで
基本的には
一人で楽しんでいることが
多いようです。

【一人で喜ぶ】
説明が上手でないため
誰かに喜びを伝えようとして
上手くいかなかった
体験などがあったためか、
喜びも
自分の心のなかだけで
完結する人が多いです。

【悲しみは持続しない】
悲しいことが起きても
点で物事を考えるタイプは
その悲しみが持続しません。
良くも悪くも
短期間で解消されます。

いずれの感情についても
【共有する幸せ】
あまり経験していないので
自己完結してしまったり
短期間で解消され、
【感情の整理がなされない】
ということが多いかと思います。

支援側としては
彼らが楽しいと思うことや
喜びの気持ちを
【聞いてあげる姿勢を持ち】
当事者から積極的に
「聞いてほしい」と思える
状況作りをしてください。

決して
【孤独が好きなのではなく】
共有の仕方が分からない
だけなのかもしれませんよ。
posted by whereabouts長谷 at 10:53| Comment(0) | 発達障害