2019年06月08日

個人の持つ「役割」

私たちが
感情で物事を考えると
折り合いがつかないことって
たくさんありますよね。

納得できない、許せない
妥協したくない
受け入れられない…
色々な感情が渦巻いて
心の中はモヤモヤだらけ。

例えば、
自分の置かれている立場に
変化が起きた時は
戸惑ってしまうものです。

発達障害傾向を持つ場合、
【自分の立場が危うい】
感じやすい人が多いので
【自分の存在そのものが】
消えてしまうのではないか…
消さなくてはいけないのでは…
などと極端な恐怖に
陥ることもあるかと思います。

そんなときは
【自分の役割の変化】
自覚するところから始めます。

そして、それは
【人間関係にも存在します】

人間関係の中での
自分の役割…って何でしょう?

仕事なら肩書のように
分かりやすいものがあるのですが
個人に至っては
肩書など誰にもないものです。
それでも役割はあります。
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もし、あなたが目立たないタイプで
みんなから注目を浴びたい、と
望んでいるとします。
そして、そうなれない自分を
受け入れられないとします。

そういったときに
「役割」を考えてみます。

誰かの注目を浴びられるのは
たった1人の人だけで、
それを取り巻く人たちは
「その他大勢」みたいなもの。

けれども、その他大勢も
細分化していくと
・支える役割
・引き立たせる役割
・見守る役割
・相談を受ける役割
など、色々とあるものです。

子育ての過程で例えるなら
小学生くらいまでの親は
大ざっぱには【育てる役割】
思春期以降は
【相談を受ける役割】です。

このように、
私たちは常に確認しないまでも
【必ず何らかの役割をもって】
ここに存在しています。

それが受け入れられるようになると
自分の存在は大切に感じます。

また、
相容れない人間関係の中で
役割を見いだすことができれば
【気持ちを割り切れる】
可能性がありますから
「役割」をメリットとして
受け止めてみてくださいね。
posted by whereabouts長谷 at 06:56| Comment(0) | 発達障害

2019年06月06日

お前のものは俺のもの

男女の付き合いが終わる時
「今まで払った食事代を返せ」とか
「プレゼントを返却しろ」などと
揉める人たちもそこそこいますよね。

それで、
発達障害傾向の人の中にも
【自分の物と
   人の物の区別が苦手】
というタイプがいます。

どういうことかというと
例えば、アスペルガータイプでは
【金に執着する場合】
稼いできた給料を家庭に納めず
「全部自分のものだ」と
家族を困らせる相談事例があります。

ADHDタイプでは
【自他の認識ができず】
うっかり人の物を持ち帰って
それが誰のものかも分からず
放置されてしまうことなどがあります。

さて、
こういったことが
【トラブルになるのは間違いなく】
当事者の視点でどう考えれば
改善につながるのかを
例を挙げながら書きますね。
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もし、プレゼントをする時や
誰かに食事をごちそうする時は
【その権利を譲渡する】
考えるようにしてください。
権利が譲渡されたということは
【相手に権利がある】ということです。

ですから、
【返済の義務は発生しません】

なぜ、
家族に給料を渡すかというと
それはあなたが働いている間に
【家事や育児をしてくれた対価】
だからです。

「たいしたことをやってないだろ」と
言われる方が結構多いのですが
【目に見えない労力も含めて】
相手にお金を払わなくてはいけません。

対価を支払うわけですから
【養ってやっている
   わけではない】
併せて覚えておいてください。
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それから、
うっかり人の物を自分の物のように
持ち帰ってしまうタイプの人は
【名前シールを貼りましょう】

「大人なのに…」と
思われるでしょうが
【習慣づけられるまで】
取り組んでみてください。

もう一つ、重要なのは
【モノの部屋を決めてあげる】
ということです。
そして、苦手なことでしょうが
【使った後は部屋に返してあげる】
ことを必ずやってください。

このタイプの人は
・これは誰のものか
・これはどこにあるものなのか
といったことが分かりにくいです。

片付けたいとは思っているものの
【片付け方そのものが分からず】
一人で悩んでいるかもしれませんね。

「モノの部屋」とは
「入れ物」のことです。
それは、引き出しだったり箱だったり
モノによって【帰る場所が違います】
探すのが苦手だと思いますから
外側にテプラなどで
【名前シールを貼りましょう】

…2回も「名前シール」が出ましたね。
そのくらい【モノへの執着が薄い】
とも考えられるかもしれません。

お金、モノなどに
執着し過ぎるのも無頓着なのも
よろしくないですよね。
少しずつ苦手克服に
挑戦してみてくださいね。
posted by whereabouts長谷 at 15:52| Comment(0) | 発達障害

2019年06月04日

自立できない

先日、「精神的自立」について
ブログを書きましたが
相談される方の中には
【親を捨てられない】
などと言われる方もいます。

色々な家族の形がありますが
その家族が
【機能不全を起こしている場合】
別々に暮らす選択を勧めますが
それが「家族を捨てる」ことに
つながるわけではありません。

核家族化している社会で
一般的な流れとして考えてみてください。

高校を卒業して大学で上京する人、
就職して上京する人、
結婚して地方へ移住する人、
形はそれぞれですけれど
【大人になって
  親元を離れるのは
      自然の流れ】であって
家族を捨てたことにはならないのは
あなたにも分かりますよね?

ですが、
親子関係に課題が残っている場合
子ども側の人が
【見捨てる感覚になり】
家を出られないこともあれば、
【親が泣きつく】という
相談を受けることもよくあります。

「私たちを捨てるのか!」
「お前はもうこの家の人間ではない!」
「家を出るなら二度と戻ってくるな!」
などと”捨てゼリフ”を吐かれ、
【子どもの自立の
    足を引っ張る親】
とても多いのが現状です。

ですがこれは
【健全ではありません】
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本来であれば、
自然に親子の距離ができて
自然に離れていけるのですが
【依存関係にある場合】
それは自然に叶わないのです。

それでも「自立」を望むのなら
親の立場の人は
子どもに出て行ってもらうよう促し
子どもの立場の人は
自ら出て行く準備をしてください。

世の中、色んな家庭があります。
自立してほしい子ども(成人)
自立させてくれない親…
お互い、
【永遠に一緒にいられる
     わけではないのに】
自分の課題を乗り越えられず
相手にしがみついているだけです。

【離れても、永遠に家族】
であることに変わりはありませんよ。

勇気は要ることと思いますが
現状を変えたいと望むなら
一歩、踏み出してみましょう。
posted by whereabouts長谷 at 10:52| Comment(0) | 人間力アップ