2019年09月05日

挨拶の意味

発達障害傾向を持つ人たちには
具体的な言葉で伝えるのが
効果的であることをお伝えしていますが

彼らは言葉足らずだけでなく
【一連の挨拶が苦手なので】
余計な一言は言えたとしても
【大切な言葉がつかえません】

例えば、
・おはようと言わない
・おやすみを言わない
・ごめんねと言わない
このような”ちょっとした声かけ”すら
当事者にとっては面倒なことで
【人間関係に不可欠だと
         知らない】人も
多いなぁと思うこの頃です。

気分のムラによって
使い分ける場合もありますが
【生育環境で挨拶がなかった】
という人も割と多いです。

それで、今回は挨拶の意味について
どう説明すればいいのか
私なりに考えてみました。

少し話がずれますが、
あなたは交流分析をご存知ですか?
エゴグラムという自我状態をチェックする
テストなどがあるものなのですが
そのなかに【ストローク】という
言葉があります。

ストロークとは「なでる、さする」などの
意味になります。
ここでは、直接どこかをなでるのではなく
【心をなでる】と考えてください。
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話を元に戻して、挨拶は外では定型文でも
【プライベートでは
    ストロークの一つ】です。
つまり、朝目が合ったら「おはよう」
夜寝る前に「おやすみ」
約束をやぶった時には「ごめんね」と
【相手の心をなでる】ということです。

なでる=相手の存在を確認する
つまり「あなたを見ているよ」といった
イメージをしてみてください。
それが【感情のやりとり】なのです。

特に、謝ることに関してですが
もしそこで自分が悪くなくても
事実を細分化したときに
気分を害する言葉を使ったかもしれない

それまでの過程がどうであれ
結果的に悲しませたかもしれない

そのようなことについて「ごめんね」と
伝えることによって
そのあとの関係が良くなるのなら
挨拶は、ただの言葉ではなく
貴重なものとなるでしょうね。

これを読んでいる
当事者は自分に当てはめて、
支援者は意味を当事者に
伝えてみてくださいね。。

次回は、
もう一つ大切な挨拶について
書こうと思います。
posted by whereabouts長谷 at 18:54| Comment(0) | 発達障害