2019年11月28日

断ると怒り出す人

前回、
「ありがた迷惑」について書きました。
そして読者の方のコメントから
もう一度このことについて
取り上げたいと思いました。

「ありがた迷惑」「お節介」
「余計なお世話」「思いやり」など
どこまでが良くてどこから迷惑か、
それは【受け手側の感じ方】によります。

前回の記事内容で問題としたのは
【喜ばれる範囲を超えて】
やりすぎてしまう人についてでした。
アスペルガータイプの人は
一度、誰かに
感謝されたり喜ばれたりすると
【同じ行動をくり返す】ことが
相談事例から分かっています。

たとえば、
「このお菓子美味しい!」と言うと
当事者は毎日同じものを買い与え
安売りでは大量買いします。
もらった側は最初は嬉しくても
だんだん困り始めます。
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もしそれが最初の段階で
当事者の気持ちに感謝した言葉で
本当は大して美味しくなかったとして…
それを間に受けた当事者が知ったら
とても悲しいことでしょう。

当事者にしてみれば
「からかわれた」とか「バカにされた」
などと感じるかもしれませんね。

ですが、
お菓子をもらった人にも
【断れない理由が存在する】のです。
その人自身が「言えない」という
課題を抱えていることは別として、

それは
【断ったら、当事者が
  すねたり怒ったりする】ところにあります。

アスペルガータイプの人は
【正義感に満ち溢れているので】
人に喜ばれる自分の行為は
正義であり、
必要なことだと思っています。
それを「否定される」わけですから
一次感情の悲しみを飛び越えて
【怒りに変わりやすい】のです。

そこには
【相手の気持ちがある】という
大切な考え方は存在しません。

そのために周囲は
「怒らせたくないから…」と遠慮し
断ることを諦めているのです。

何が言いたいかというと
アスペルガー傾向を持つ人だけでなく
断られることに抵抗のある人は
【周りが本音を
  言えない状況を作っている】
考えることも時には必要です。

どこからが、ありがた迷惑か…
それを知りたいのなら
【断られる覚悟】をしてください。

人に喜ばれることは良いことです。
だけど、一度喜ばれたとしても
一人が喜んだとしても
【万人に通用するものではありません】

特に日本人は事なかれ主義が多く
事を荒立てないように本音を隠します。
ですから
「断れない」のは、周囲の課題です。

それぞれが、それぞれの課題を知り
乗り越える努力をすることが
お互いの理解につながると思います。
posted by whereabouts長谷 at 06:57| Comment(0) | 発達障害