2019年12月31日

みんな楽をして生きている

2019年の最終日。
これが今年最後の記事になります。
一年間、お読みいただき
ありがとうございました。
心から感謝申し上げます。

発達障害についての内容が主ですが
【誰にでも活用できる】をテーマに
”分かりやすく”を心がけ
ここまで頑張って来ました。

ですが、発達障害当事者から見れば
私が書き続けることができるのは
【もともと備わった能力】
思われがちで、
私の努力など理解してもらえません。
でも過去の記事を見れば分かりますよ。
私が、いかに拙い文章を書き続けたのか…。
自分の無能さに頭を抱え続けていますw

ところが、当事者たちは
人の気持ちを推し量れないだけでなく
【背景を想像できない】ことから
目に見えるものがすべてになりがちです。

そのため、
当事者の目の前の人が笑っていると
「楽しそう」
愚痴ひとつこぼさず働けば
「悩みがなさそう」などと感じ、
発達障害特性に悩んでいない人たちは
【楽をして生きている】
誤解していることがあります。

だから幸せそうな人を見ては
当事者自身と比較して
・自分の能力を過小評価する
・劣等感が強くなる
・自信をなくしてしまう
ということになりやすいのです。

そして、
楽をしている風に見える人たちの
背景を丁寧に説明しても
【信じない人が多く】
そんなことはない、自分には分かる
そうに違いない…などと
【間違った強い思い込みが発生】
しているケースが多々あります。

特性が原因からなのか、
【経験値の低さが災いして】
想像することさえできなくなってしまい
周りから言われることも信用できず
自分の殻にこもっているイメージです。

彼らにとっては【能力が全て】
それがテストのような点数や
著名な人として評価されない限り
自分のことは【永遠にダメ人間】
思いがちなのでしょうね。

=当事者の方へ=
誰かの努力や苦労が見えなくても
【みんな努力している】ことは
念頭に置いておきましょう。

当事者は、
好きなことは努力できますし
それを努力とは思わないでしょうが
【苦手なことの努力をする覚悟】
自己成長へのきっかけとなります。

そこが、当事者と周囲の
違いなのかもしれません。
実際に、発達障害傾向があっても
【努力で改善した人は
     多々存在します】
根拠もなく「無理だ」と断言せず
できそうなところから少しずつ
取り組むことが大切です。
m-action-056.png
来年は、こういったことも
検討してみてはいかがでしょうか。
全てができなくてもいいのです。
まずは課題作りに
取り掛かってみてくださいね。
posted by whereabouts長谷 at 07:52| Comment(0) | 発達障害

2019年12月28日

ロールプレイの効果

「ロールプレイ」という言葉を
あなたは知っていますか?
カウンセラーになる人たちは
学校で必ずやることの一つで
”その役割を演じてみる”という
ちょっと恥ずかしい(^^;
学びになります。

例えば、
カウンセラー養成のためには
話を聴く技術を本で学んでも
実践になると全然違うので
そのイメージをつかむために
クライエントとカウンセラーに
役割を分けて演じてみます。
そして、フィードバックしながら
課題を立てることなどをしています。

ロールプレイ自体は
心理学以外の所でもよく使われ、
社内研修などでは
上司と部下、先輩と後輩などに
分かれて活用されます。
gahag-0105813556-1.jpg
ところで、
発達障害傾向を持つ人たちは
ロールプレイが有効なのでしょうか?
ふと疑問を持ったので
この記事を書きたくなりました。

なぜなら彼らは
・人の気持ちが推し量れない
・思い込みが発生しやすい
・謎のルールを持っている
といったことが考えられるので
その視点で演じても
【自分特有の考え方】になり、
【融通の利かない対応】
なってしまうことが考えられるからです。

これでは【相手の立場に立てません】
「自分がこう思うのだから
 相手もそう思うに違いない」という
偏った考え方によって
ロールプレイは
滞ってしまうかもしれません。

そしてこの集まりが
発達障害傾向を持つ当事者だけだと
【対立か沈黙が継続し、支離滅裂で】
ロールプレイが成り立たなくなってしまいます。
「はい、はい」と相づちを打つだけで
【まとめることができず、
   気持ちを推測できない】のでは
何の練習にもなりません。

それでは、
彼らにとってロールプレイは
何の意味も持たないのでしょうか?
…いいえ、そうではないと思います。
ただし【ある程度の条件がないと】
意味を持たないかもしれません。

発達障害傾向当事者たちが
ロールプレイを
有効に経験できるための条件とは
【EQ値の高い人たちを
    グループ内に含める】ことが
良いのではないかと思います。
つまり、当事者ではない
【コミュニケーション能力の高い人】です。

そして当事者に演じさせるのではなく
【演じているところを見せる】ことで
自分視点という一方向からでも
いわゆる”お手本”を見ることができます。

「人は、こんなふうに感じるんだ」
「こんな考え方もあるんだ」
「自分は珍しい考えかたなんだ」
などと少しでも発見があって
彼らがそこに興味を示せば
そこから先は
どんどん自分で研究・分析するでしょう。

かなり閉鎖的な人や
極端に立場の置換えが苦手な人もいるので
そう簡単にはいかないことも多いですが
ロールプレイが全く使えないのではなく
【使い方次第で有効】だと思います。

特性によって…というよりは
特性が原因による【経験不足】
考えてみると
お手本的なトレーニングは
色んな所で
活用できるかもしれませんね。
posted by whereabouts長谷 at 07:45| Comment(0) | 発達障害

2019年12月26日

手順通りにしない理由

前回のブログに引き続き、
「言われた通りにできない」ことについて
もう少し掘り下げたいと思います。

この頃、相談内容の一部で
よく出ている”困りごと”にも
こういった事例が多くなってきています。

例えば、
新入社員に新しい業務を教えるのだけど
手順通りにやってくれないから
【毎回ミスをしてしまう】ので
「言われた通りにやってね」と伝えると
【これが私のやり方だ、と主張され】
場合によっては不機嫌になられたり
泣かれたりしてしまって
職場内全体が困っている…
といったことになります。

それで、当事者側の心境は
脳内マニュアルに
【今まで上手くいった方法を
      変えられたくない】
という考え方が存在していて
【プライベートと
   仕事のやり方を
     同じだと考えている】
ことが考えられます。

特に、アスペルガータイプの人は
考え方も行動も
【固定されたものがあるので】
それを変えられるということは
【自分の存在の危機】
繋がってしまいやすいかと思います。

それでも職場に適応しなくては
社会人としては生きていけません。
その時に、どう考えるかというと
【職場という
  新しい世界で生きる考え方】
作っていくことが大切かと思います。

ですから、簡単なことですが
コピー1枚撮るにしても
【自分のやり方ではなく、
      会社のやり方】として
他の方法も同様の考え方で…
と、ここまで書きながら思うのは
【社員研修で全員に
    言い聞かせないと】
これからは
難しい時代になるのではないか、
とも思えるのですよね。
gahag-0108604242-1.jpg
時代の流れとともに
若者の固定された考え方にも
新しいものが増えていると思います。

遡れば、家庭環境や教育方法など
違いがある人たちを揃えながら
雇用していかなくてはいけないので

特に発達障害傾向を持つ人たちには
【事前情報をなるべく多めに】
伝えておくことが大切です。
それによって入社後に
「思っていたのと違った」と
感じる人が少なくなると思います。

これからの、若者の伸ばしかたも
上層部の対応の変化によって
新しい考えを取り入れることが
必要なのかもしれませんね。
posted by whereabouts長谷 at 06:46| Comment(0) | 発達障害