2019年12月24日

言われた通りにできない

今回の内容は
発達障害傾向を持つ人たちでは
よく耳にする悩み事かな、と思います。

まず、
単に「言われた通りにできない」
と表現したとしても
そこには【複数の理由が存在し】
そこは「性格」でもあるでしょうし
「特性」でもあるでしょう。
当たり前のことですが
個人差がある、ということになります。
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それを挙げるとキリがないのですが
その中のいくつかは、
以下のようなことになると思います。

・心理的リアクタンス
→人の指示に従うことを嫌い
 反発心が強くなってしまい
 わざと違うことをしてしまう

・衝動性
→良い状態であるもの(事)に
 ちょっかいを出したくなる衝動性

・被害妄想
→自分を貶めるために
 間違った情報を与えられたと
 周りを疑ってしまう心境

・情報過多
→過去の、経験や情報の多くと
 無理やり結びつけてしまう状況

・言語理解力
→言葉を聞きとれていても
 その理解力が追い付かない状態

こうなってしまうと、
【手順の入れ替え、書き換えが発生し】
頼んだものと違う書類ができたり
全く別の料理ができあがったりします。

実は、私もその経験者なのですが
とある企業担当者に依頼した際
毎回【違う情報が先方に伝わる】
という現象が続いて困っていました。
そこで、
まずは私と担当者のやりとりを
電話でやりとりしながら分析しました。
そうすると、私が伝えていた
【言葉の順序を入れ替えて
        復唱している】
ということに気が付きました。

言葉は、前後を入れ替えると
意味合いが変わることがあるため、
トラブルになっていたのです。

ですから電話口で私が担当者に
【今から伝えた通りを
   メモに書いてください】
お願いしたわけです。
そして、その件は解決しました。

これは上記で言うと、
最後の”言語理解力”にあたります。
発達障害傾向を持つ人たちは
前後の【言葉のかかり方が独特】なので
当事者が何かを伝える時にも
当事者が言葉を受け取る時にも
【違う意味に変換されやすいです】

次回も引き続き
この内容を書きたいと思います。
posted by whereabouts長谷 at 17:10| Comment(0) | 発達障害

2019年12月21日

全体を見渡してみましょう

発達障害傾向を持つ人たちには
特に常に伝えていることなのですが、
【木を見て森を見ず】という
言葉がありますよね。
当事者たちは、その現象が
起こりがちなのです。

この意味は
「一つのことに囚われて
  周りが見えなくなってしまう」こと。
誰にでもあることではありますが
発達障害傾向を持つ人たちは
発生する頻度が高いと思われます。
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具体的に考えると…
目の前に興味の対象があるから
まっしぐらに走って行って
手前のマンホールに落ちる、みたいな。

これは極端な例えではありますが
日常的に小さなことでも
頻繁に起こっていると考えられます。

その現象は
【行動だけでなく
   言動にも表れます】
言葉というのは「脈略」が存在し
【話の前段階が関係しています】

木を見てしまう人は
直前にしか感覚が行き届かず
【それまでの経緯を
    忘れてしまうので】
発言が
的外れだったり場違いだったりして
空気を壊してしまうのです。

特に発言に関しては
【短期記憶も影響するので】
すぐに忘れてしまいがちなのは
受け入れるしかありません。

ですが、
ある程度覚えていられるのであれば
木ばかり見つめるのではなく
【冷静に、落ち着いて】
考える時間を持つことで
失敗が少なくなるのかもしれません。

まずは、その時々で
「木」と「森」が
何に当てはまるのかを考える練習を、
それから
【森を見つめつつの
    木に取り掛かる】イメージを
作るように心掛けてみてください。

慣れるまでは難しいかもしれませんが
都度【フィードバック】することも
自己成長の助けになると思います。
posted by whereabouts長谷 at 08:00| Comment(0) | 発達障害

2019年12月19日

最低限、お金は使うもの

前回に引き続き、お金の話をします。
お金を貯めることは良いことです。
また、
自分に投資するか、他人に投資するかで
お金の使い方は変わります。

発達障害傾向を持つ人の中には
人間関係が希薄な人もいて
【友達が一人もいなくて】
自分との比較対象が少なく
一人で楽しんで生きている
というタイプも多く、
趣味や習い事に費やす以前の問題として
【最低限の自分への通しを怠る】
という人が結構います。

発達障害関連の本などにも
書かれていますが
それを具体的に説明すると
・下着を何年も買い換えない
・風呂に入らない
・ボロボロの服を着ている
・歯ブラシを替えない
・美容室に行かない
・ひげを剃らない
…などなど、
自分を身ぎれいにする基準として
【ズボラなタイプです】

アスペルガータイプは
ルールに則って生活するので
潔癖だと思う人も多いでしょうが
【エネルギーが不足している人】
【ADHD傾向を持つ人】
【意味がないと判断する人】
などは、
結構ズボラだったりします。

「自分は困ってないし」
「周りはどうでもいいし」
と言いながら不潔にして
なのに
【過剰に人目や評価を気にして】
とても矛盾しています。

また、もっと言うと
身の回りのことって当たり前で
誰かが教えるものではないので
【誰も指摘してくれない】
隠れた部分でもあります。

そのため、
一緒に暮らし始めた誰かが気づいて
そこで発覚することが多いのです。

このようなことを避けるには
【日用品の買い替え時期を決める】
ことが大切かと思います。

例えば、
・歯ブラシは月に1回替える
・下着は1年に一回
  ただし黄ばんだら買い替え
・靴下は破れたら捨てる
・毛玉ができたら買い替え
・ヨレてきたら買い替え
このようなルールを
全て決めていくのです。
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下着類に関しては
いつでも新しいものを使えるよう
新品の予備を用意しておきます。

その目安は
当事者自身には分かりにくいので
恥ずかしいかもしれませんが
誰か周りの人に聞くしかありません。
今時ですから
ネットで調べるのも良いでしょうね。

【誰にも何も言われないから】
という理由でサボると、
いつか恥ずかしい思いをしますから
なるべく早めに
取り組まれると良いかと思います。
posted by whereabouts長谷 at 07:03| Comment(0) | 発達障害