2020年03月19日

根拠のない決めつけ

発達障害の特性を持つ人たちは
【目に見えるものだけで】
物事を判断してしまいやすく
【想像力に頼れないので】
思い込みがとても発生しやすいです。

だから、相手の気持ちが
分かるようで分かりにくいことばかり。
仮に分かったとしても
【自分基準で当てはめやすく】
相手の本当の心に
フォーカスできにくいことが多いです。

そのため、よくある質問ですが
「もしあなたが、
  その立場になったらどう思うの?
と当事者にたずねると
・自分はあの人とは違う
・自分は絶対にそうならない
・自分はそんなにバカじゃない
などと答えます。

これについては、そもそも
”相手の立場に立って”というのが
【どういうことか分かっていない】
とも考えられるのですが、
相手の気持ちを考えようとするとき
【多面的に考えられない】方が
可能性としては高いかと思います。

それで、
自分は違う、そうはならない、などと
答えた後の理由については
【根拠がまったくない】ことが多いです
何も理由がないのに「そうならない」という。

ここまで、発達障害の特性に気づかず
普通に対応している場合には
周りの人にとって当事者は
【考えの浅はかな自信家】
見えてしまうでしょう。
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例えば、
児童虐待で誰かが逮捕された。
その人を「ひどい奴だ」と
当事者が発言したとします。
子育て中である当事者夫婦の
奥さんが「あなたならどうする?」と
質問するとします。

すると、当事者は
「俺は絶対にそんなことはしない」
「俺のことを酷い奴だと思っているのか?」
「人として最低だからこんなことになるんだ」
などと答えるかもしれません。

その後、
その夫婦の間に生まれている
子どもがグズグズしてしまった時、
自分の手に負えないと思った当事者は
「うるさい!黙れ!」などと
暴言を吐くかもしれません。

それでも当事者は
「これはしつけだ。俺は善い人間だ。」
と自信をもって子育てを続けます。
*****当事者の方へ*****
発達障害の傾向を持つ人では
色々なことに対して
【過剰に不安がってしまう】
タイプの人が多いです。

それは、
「分からないことが多いから」
不安も強くなるでしょうし
「絶対にない」と言い切るのは
「そうなってほしくない」という
【ただの感情論であることに気づき】
その気持ちをコントロールしていく
方法を考えることが大切です。

簡単に言えば
【根拠のない事物に対して
     決めつけないこと】
自分自身の生きやすさに繋がります。

何が起きるか分からない不安は
生活に支障が出るレベルなら
【病院を受診してください】
それは”不安障害”に
近い状態なのかもしれません。

あなた自身の根拠のない
過剰な不安によって
決めつけを発生させた結果
【相手の気持ちや
     尊厳を傷つけ】
関係が悪化してしまうという
可能性を考えておいてください。
posted by whereabouts長谷 at 07:08| Comment(0) | 発達障害