2020年04月04日

納得できないと動けない

発達障害の特性の中でも
アスペルガー傾向については
【納得できないと行動できない】
考えている人が多いです。

だから、周りが
「とりあえず伝えた通りに…」
なんて説明したとしても
「なんでですか!?」と
言い返されてしまうことも多いです。

周りの人たちから見れば
【いちいち、たてつく人】
【やたらと、反発する人】
のように感じられます。
ただ、当事者はもっと純粋に
「意味を知りたい」などと
考えていることが大半なので
きちんと説明して理解さえできれば
【それ以上、何かを思うことはなく】
すんなりと行動してくれます。

また、「なんで?なんで?」と
繰り返し思い続けてしまうのは
【好奇心のあらわれ】とも
考えられるのです。
仮に1つの答えが分かっても
【別パターンならどうなの?】
気になってしまう。
それで納得できなくなって
ひたすら質問してしまいます。

当事者たちは、
何も考えていないのではなく
【色んな考えが湧きすぎて】
一つ考えても
すぐに次がやってくる感じです。
そのため、
【全然違うことまで考えてしまい】
結局、何のことだったかが
分からなくなってしまいやすいです。
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*****当事者の方へ*****
例えば職場などで、指示されたとき
当時に色んな考えが湧いてきて
それを確認せずにはいられない、と
思う場面は多いと思います。

ですが、
職場での関係を円滑にするためには
【まずは言われたこと
     一つだけを考えて】
行動に移すように心がけましょう。

途中の工程で疑問が湧いたら
【その都度、確認するようにし】
【関係のないことは発言せず】
【指示内容が完了するまで】
集中するよう心がけてください。

どうしても脳内が止まらず
疑問に支配されてしまう時は
【その都度メモに書き留めて】
後で、時間の空いた時に
【まとめて質問】してください。

それから、
新しいことを教えてもらう時は
メモを取りながら
【まず、一通り聞いて】
【一旦、内容をまとめてから】
分からないことを質問してください。
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*****支援者の方へ*****
これは私が
小さい頃の話ですが
大人から、何か一つを指示されて
作業をしている時に
・何のためにやっているのか?
・どういう流れなのか
・私は何をしているのか?
という気持ちで
いっぱいだったことを覚えています。

発達障害当事者の方々は
色んな経験値が少ないと思われ、
そういう”分からない”ことが
今でもたくさんあるのだと思います。

小学校のお誕生日会には
わっかをつないでできた
壁の飾りつけがありましたよね。
それを何度も見ることで
手元に配られた
細長い紙が何になるかを覚えました。
いわゆる”完成形”を知ることで
私たちには「できる」が増えました。

このような感じで、仕事内でも
【説明する側の責任】ととらえて
・完成形を見せる
・一連の流れを教える
・どの担当か説明する
といったことをしてみてください。
posted by whereabouts長谷 at 06:50| Comment(0) | 発達障害