2020年05月29日

手紙の書き方

一昨日配信したメルマガでは、
「手紙を書くことは大切」という
内容をお送りしました。
(読んでいない人は悪しからず)

その続きで、ですね。
私が中学生の時に
家庭教師をしてくれていた
お姉ちゃんと久々に
手紙のやりとりをしたのです。

年賀状のやり取りは
これまでにもありましたが、
久々に手紙をもらえて感激しました!
あと、私の自慢は
小学4年生時の担任と
ずーーーっとやりとりしていて
今回のお願いの時にも
手紙を添えて送ってきてくれたのです。

本当に、本当に嬉しかった(*´▽`*)

…というわけで、
そのメルマガの続きとして
発達障害傾向を持つ人のための
トレーニングにも使えそうな
”手紙の書き方”について
今回は取り上げてみますね。

とはいえ、
別にマナーとかルールなどの
話をするわけではありません。
【何を書いたらいいのか】について
ポイントを絞ってみますね。
*****当事者の方へ*****
当たり前のように手紙を書ける人は
【脳内で文章を組み立てて】
それを自然な形で文字にしますが
発達障害の傾向を持つ人たちは
この”組立て”に時間がかかり
まとめることが苦手です。

「いや、文章は得意です」と
言われる人もいるのですが
【手紙と論文などは
    形式が異なる】ため
実際に手紙を書こうとすると
文章の得意な人でさえ
筆が止まってしまうことがあります。

ですから、手紙を書く前の
準備が大切になります。

【その手紙のテーマ】
何か用事があっての手紙か
近況報告か、相手の心配か
大きなテーマがあると思います。

この頃、連絡を取っていないから
気になって書いた…
というのも素晴らしいと思います。

【伝えたいことは何か】
まずは伝えたいと思う内容を
”箇条書きで”メモに書き出し、
詳細を少し加えていきます。
例えば
・転職した
・一人暮らしを始めた
・旅行に行ってきた
など、何でも構いません。

そこへ、
⇒スキルアップしたいと思った
⇒職場が〇〇県に変わった
⇒数年前から楽しみにしていた
などの詳細を加えていきます。

これを組み合わせて文章にします。
まずは、脳内で組み立てようとせず
【視覚で整理しましょう】
gahag-0115920379-1.jpg
*****最後に*****
「〜ができる人は
  能力があるからだ」などと
聞かせてくれる人がいますが
それは勘違いかもしれません。

なぜなら、
今回の手紙の件にしたって
私たちは
【何百回も練習を重ねて】
【数えきれないほどの失敗をして】
手紙が書けるようになっているからです。

そういった部分を考慮できない人は
【できないことを
   特性のせいにして】
諦めていることが多いです。

その逆に考えてみてください。
好きな事だけは
とことん集中して
多くの経験を積み重ねたはずです。

手紙を書くことが
決して楽しかったわけではないし
それ以外の「できること」でも
”好き”だけで積み重ねたのではなく
【必要だったから練習した】
ということを忘れないでください。
posted by whereabouts長谷 at 16:52| Comment(0) | 発達障害

2020年05月26日

会話から「対話」を目指す

アスペルガータイプの人は
コミュニケーションが苦手で
人とかかわることでさえ
大変なことだと思います。

ふと、私は思いました。
彼らは会話することはできるけれど
【対話が苦手なのでは?】
ということです。

ちょいとググってみましたら
会話も対話も同じ意味だったのですが
実際のところ、
【意思疎通が成立して対話になる】
私は思っています。

つまり、
当事者は会話ができているとしても
対話が成立しない場合があって
そのとき相手側に
【不満足感が残る】可能性があります。

対話というのは
1人では成立しないものです。
相手あって成立するのですから
当然、どちらか一方だけが
意味を分かっているだけでは
成立しませんす。

そういうふうに考えて見ると
コミュニケーションって
本当に難しいなぁ、って思います。
なぜなら
自分の気持ちが言えたとしても
相手の言葉が聞こえたとしても
【そこに存在する
  本当の意味を理解すること】
相互関係において大切なのに
伝わらないことって多いですから。

私たちが当たり前に何も考えず
人とかかわって会話している中で
ちょっとしたズレがあったりすると
揉めたりイラっとしたりしますよね。
でも、
この考え方で行けば
【お互いを理解できていることが奇跡】
くらいに考えても良いのかも…。

当たり前のことですが
分かり合える関係は
誰とでも成立するものではありません。
多くの人たちの中にいる、
わずかな信頼できる相手とだけ
上手く関われることには感謝しかありません。
045-person-illustration.jpg
*****当事者の方へ*****
私のブログを読んでくださるあなたは、
これまでのネガティブな経験、
自己否定的で自信が持てない、など
いろんな思いを抱えてきた
かもしれませんね。

アレンジの苦手な人であれば
「伝え方は、これ一つしかない」と思い
ずっと同じことを言い続けながら
相手と分かり合えないかもしれません。

そんな時、
あなたの脳内にアクセスしてください。
本好き、情報集め好きが多い
アスペルガータイプの人たちは
【情報を引き出せないだけ】という
可能性があります。
つまり、自分の脳内にある情報が
見つけ出せないだけです。

そのようなときは
【本の中の言い回し】
思い出せるだけ紙に書き出します。
思い出せなければ
本を読みながらやってみてください。

その書き出した文章を
【視覚で捉えながら
    声に出して読む】という
練習から始めてみましょう。

そして、
人とのやりとりは
【何度も往復を重ねながら】
お互いを理解し合うところにあります。
たった数回のやりとりで
「分かり合えない」と決めつけず
【根気よく続けること】
目指してみてくださいね。
posted by whereabouts長谷 at 07:57| Comment(2) | 発達障害

2020年05月23日

「まとも」な人間はいない

以前、日本文学の雨月物語の中から
”勝四郎さん”ネタで
記事を書いたことがありましたが
意外にも、その話題は
色んなお客様から聞かされまして
比較的多くの方の印象に
残ったものと思われます。

私が率直な感想を書かなくても
みなさん反応が大きくて
まぁ…「ひどいよね」っていう
表現をされておりました。

ここで念のため言いますが、
日本文学を
見下しているわけではなく
【解釈は人それぞれ】だから
日本文学の好きな人には
誤解しないでいただきたいです。
他のネタでは
どこかのSNSに呟けそうな
「猫又」というのもありますし
分かりやすい解釈が付いていれば
私ももっと触れてみたいところです。

さて、
私たちは、自分の目に映る
【他人の批判は上手です】
勝四郎さんのお話は
分かりやすく酷い態度だったし
私の解説も付けていたので
問題点も見えていました。

そして、自分の事ではないので
責められる心配もなく
他人を批判することは
気持ちの良いことだと
思えるかもしれませんね。

中には、
アスペルガータイプの人に
よくありがちなことなのですが、
「自分はあんなにひどくない」
「自分はまともだから」などと
【自身を過大評価して】
周囲にいる人たちが
引いてしまうこともあります。
00613-peoples-free.jpg
*****当事者の方へ*****
勝四郎さんの記事については
私が学んだ視点からの
内容を書いたものですから
実際にはもっと違うかもしれません。
だから
【別の視点から考える】
ということが必要です。

発達障害傾向を持つ人たちは
・最初の情報が絶対だと思う
・考えは1つしかないと思い込む
・違う意見は悪いものと考える
という偏った考え方に
なってしまいがちなのですが
本来は、「色んな考えで」
現実世界の事も考える必要があります。

それが【柔軟性】です。

「いや、1つだけだ」と
自分の意見を押し付けがちですが
正確な言葉で表現すると
【そうだと思いたい】という
当事者たちの【感情論】であることに
気付くことができると良いですね。

最期に、
「まとも」という人はいません。
私たちはストレスに晒されるだけで
イライラしたり、判断力が落ちたり
八つ当たりしたりしてしまう
【機能を持った生物】なのです。
確かに、
平常時にまともな人はいます。
そういう意味では
繊細な発達障害当事者たちが
【平常でいられることが
      少ないのだから】
やはり、まともでいられる時間も
少なくなってしまうのではないでしょうか。

つまり、
「まともでない人」が見えている時
その人たちは”平常ではない”と
考えられるかもしれないので
その段階で人物評価をするのを止め
【総合的に見て人物評価するよう】
心がけが大切かと思います。

※総合的に見て
 いつも平常でない人は
 何か問題を抱えていますね(^^;
posted by whereabouts長谷 at 08:12| Comment(0) | 発達障害