2020年08月09日

敬意を払うことの大切さ

発達障害傾向を持つ人たちは
自分の思ったことを
【うまく表現することが苦手】
言いたいことが出てこない反面、
思ったことを何でも口にするという
とても困ったことが起きやすいです。

それによって人間関係が壊れ
自信を無くしてしまう人も
たくさんいることと思います。

・余計な一言が多い
・思った通りに話せない
・言葉遣いが不適切

これに加えて
【敬意を払うことができない】
ということもよくあります。
「敬意」「尊重」「謙遜」
おそらくこのような言葉の意味は、
特性を持つ人たちにとっては
すごく難しくて
どう使うのか分からない、
ということが多いのではないでしょうか。

ここで考える必要があるのが
【言葉の使い分けと心構え】です。
私たちは、相手との関係性を
重視しながらやりとりをしています。
先生・上司・親、部下・後輩・子供…
大きくは上下関係から把握して
相手が【どんな立場の人か】考え
それに合わせて
自分の対応や言葉遣いを選びます。

当事者たちは、これが苦手です。
それを分かったうえで
「誰にでも敬語を使えばいい」と
貫くタイプもいますが
人間関係で問題になりやすいのは
【誰にでも偉そうで
   馴れ馴れしく図々しい】
というタイプの人たちです。
表現としては極端かもしれませんが…。

さて、本題の「敬意」に戻って、
公共の場面を例に挙げてみます。
あなたは、トイレを使用したくなり
公衆トイレに向かったとします。
すると、清掃係の人が掃除をしていました。
あなたなら、どうしますか?
この時、どうやって敬意を表しますか?

人との関わりが薄い人たちは
こういった場面でも
「何て言ったらいいのか分からない」と
思うことがあるでしょう。
また、それを「機能」として考えるなら
・掃除は仕事だから当然
・トイレは誰でも使っていい
といった考え方によって
黙ってトイレに入るかもしれませんね。
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今回も続きがありますから
それは次回にまわすとして…

最後にポイントを一つ。
敬意を払う、尊敬するといった
曖昧な表現を理解するには
【機能ではなく情緒で】
考える必要があります。

だけど当事者たちは情緒面が弱く
人の気持ちなんて分からない、と
思われるかもしれませんね。
ただ。
【当事者自身も
  感情を持っているのだから】
全く理解できないわけではありません。

次回は、
例に挙げたトイレでの対応について、
またその意味についてを
書こうと思います。
posted by whereabouts長谷 at 09:39| Comment(0) | 発達障害