2020年09月08日

怒っている人を見るのが怖い

前日のカウンセリング中に
今回の内容と同じことを
お客様が話していて笑ってしまいました(;^_^A
なんとも気が合う、といいますか
ちょうど原稿書いてたんですけど〜w

さて、タイトルの件に戻りまして。

・人のケンカを見るのが怖い
・自分が怒られているように感じる
・他人同士のいざこざも怖い
こういった怖さを感じている人が
結構いることが分かっています。

発達障害傾向について相談を受ける時も
不安の強い人、怖がりな人、
小心者の人などの口から
似たような話を聞くことが多いです。

当事者たちは
【基本的に温厚で平和主義】なので
争いやもめ事が苦手なのですよね。

また、過去の体験から
恐怖を感じる場合もあります。
小さい頃からよく叱られた人は
大人が怒っている理由が分からず
【ただ、鬼のように怖い顔をして
        何かを言っていた】
という印象を持っている人もいます。

【目に映る人の表情が怖くて
      内容が頭に入らない】
といった感じでしょうかね。
それがトラウマになってしまって
どんな場面でも”ただ怖い”という
気持ちでいっぱいになってしまいます。

だけど、人が生きていく上で
【人との関わりは不可欠】です。
その中ではこれからも
人の怒った顔を見ることもあるし
自分が叱られることもあるかもしれません。
当事者たちは、
”文句を言われたくないから”
必死で真面目に取り組んでいるのですが
空ぶってしまったりミスすることで
また、あの恐怖を味わうのかと不安になり
【この世の終わりくらいの気持ちに】
なってしまうこともあるでしょう。

これを多少緩和するための
考え方を提案してみますね。
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*****当事者の方へ*****
まず、常に覚えておいてほしいのは
【人は理由なくして怒らない】
ということです。

怒るには、それなりの理由があるし
それが「今」のことではなくても
些細な一言がきっかけとなり
「過去」の怒りが表出することもあります。

当事者目線で分かりやすいのは
【過去を思い出して
   パニックになったとき】
近いものだと思います。

そして、理由があるということは
【話の中に必ず目的が隠れている】
ということです。
だからまずは、
目に映る相手の顔が怖いなら
視線を少しずらしながら
【相手の話を聞くことに
      徹してみましょう】
もしもそこに目的が見つからなければ
質問してみましょう。
・何について怒っているの?
・何が目的なの?
・自分の何について怒っているの?

当事者のパニックについても
次回以降で取り上げようと思いますが
【感情的な人間の言葉は支離滅裂で】
一度では理解できないかもしれません。
それは、お互い様なのですよ。

ですから、
【怖い顔は見ない】
【言葉の中に真意がある】
その目的を忘れないようにしながら
耳を傾けてみると
”たとえ無関係な人同士のいざこざでも”
その人たちが何を考えて何を願い、
どうしてほしいのかが見えるかもしれません。

最後に、
何度聞いても、どう質問しても
会話がかみ合わない場合ですが
それはもしかすると
【脳機能の病気かもしれません】
例えば、
起きていない事柄を話していたり
突飛な作り話に聞こえるようなら
その可能性も考えられます。

病気であってもそうでなくても
【怒るには、怒るだけの理由がある】
というのは誰もが変わらないことです。
慣れるまではビクビクするでしょうが
聞くことに徹することで
自身の怖さの克服にも
つながるかもしれませんね。
posted by whereabouts長谷 at 15:14| Comment(0) | 発達障害