2017年10月01日

親が理解してくれない

先日、数人の人と
交わした会話が
心に残っているので
記事にしますね。

家庭内では子供の立場
という目線で読んで下さい。

発達障害や精神障害って
【目に見えない】ので
どういうことなのか
【分かってもらえない】
ということが多いです。

でも、分からないけれど
一見、挙動不審に見えたり
その場にそぐわない
発言に戸惑ったりして
「あの人は変人だ」
「あの人は頭がおかしい」
「空気が読めない」
などと悪口を言われます。

何より辛いのは
【家族が理解
  してくれないこと】

これについては
当ルームの事例でも
かなり多いです。


【なぜ、親は理解を示さないのか?】
「カウンセラーなどは
 理解を示してくれるのに
 一番近くにいる親が
 理解しようとしてくれないことに
 とても怒りを感じる」

こう思っている人たちは
家庭内で辛い対応をされています。
「なぜそんな病気になったのだ?」
とまで責められることもあります。

それで、そうなるまでは
大切に育ててきてくれた親が
なぜこのようになってしまうのか?
本当に理解ができないのか
当事者たちは困惑することでしょう。

そういうときの心境には
いくつか思いあたることがあります。

・認めたくない、目を逸らしたい
⇒そもそも偏見の多い病気(障害)です。
  親がそのことを認めるということは
  そういう子供を産んでしまったと
  認めるということです。

  また、親も偏見の対象として
  周囲から見られることを恐れます。

  仮に親自身が受け入れられる人でも
  親戚などに非難されることを恐れて
  敢えて病院に行かせないこともあります。

・病気のせいにして怠けている
⇒診断が下りても詳しいことを知ろうとせず
  ただ目に映る行動や言動だけを
  批判していることがあります。

  「こういうものなのだ」という説明は
  親の心には響きにくいですし、
  このタイプの親は
  周りの人と比べる傾向が強いです。

・当事者も思い込みが激しい
⇒自分の苦手なことや
  失敗してしまったことについて
  すぐに「自分は○○だから」と
  病気や障害に結びつける
  クセがついてしまっています。

  そのこと自体に気付けてもなお
  「そんなことはない」と
  認めようとはしません。

  その行動や言動が
  親の批判的な感情を
  作り出している場合もあります。

実際には、もっともっと
色々な理由があるでしょうが
一部だけ書いてみました。

いずれにしても
分かり合いたいと思ってはいるものの
【現実を受け止めきれない】
ということが
家族間に生じているのでしょう。

親もそんなに強くない。
かといって無責任に
子供を放り出してはいけない。

このあたりは
とても難しい課題ですよね。

ただ、
カウンセラーたちも
理解する姿勢は持っていても
確実に理解できるとは限りません。

【当事者が一番辛いのだ】
という部分だけでも
周りの人たちが理解してくれると
もっともっと
気持ちが楽になると思います。

ですから私たちは
そのことをずっと
周りに伝え続けていきますね。
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より多くの味方に
めぐり合えることを願っています。

posted by whereabouts長谷 at 09:08| Comment(0) | 発達障害
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