2018年04月25日

大人になってから直せないこと

発達障害の診断を受けたり
その傾向がある子供を育てるとき
早めに教えたいことは
色々とあると思いますが

相談事例の中で
発達障害の傾向を持つ大人が
なかなか理解できにくいことについて
いくつか挙げてみます。

まず、小さいころに教えるメリットは
【そこに理屈が必要ない】ことです。

「こういうものなんだ」
という伝え方が比較的通りやすいので
私たちが当たり前にやっていることを
【当たり前のこととして】
吸収しやすい時期に取り組みましょう。


さて、
長くなると読みにくいので
たくさんの事例の中から
2つピックアップしてみます。

・家族はずっと一緒
・家族の境界線は不要

相談の中では
男性が発達障害の傾向を持つケースが多く
今回は
男の子が大人になった場合を想定して
お伝えします。

=家族はずっと一緒=
アスペルガータイプの場合には
【変化を苦手とする】子供が多いので
色々な環境の変化を嫌います。

また、【アレンジが苦手】なので
自分の家族ができたときに
【自分が育ったマニュアルで】
同じようにしたがります。

つまり、
【変化のない子育て】
という言い方で表現できます。

そのため、
食事は全員揃うまで始まらないとか
食後は家族でリビングで
過ごすことを強要するとか
年に1回は
旅行に行かなくてはならないなど
【他の家族の自由がなくなる】ことで
相談に来られるケースが多いです。
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=家族の境界線は不要=
自分の大切にしているモノ以外に
興味を持たないタイプの人では
【人のものを勝手に持ち出す】
ということが多くあります。

それで、
どこに持って行ったか
分からなくなってしまいます。

子供のために用意している
飲み物や食べ物を
勝手に飲み食いしてしまうことも
よくあるケースです。

それと、
娘が生まれて大きくなっても
裸で歩き回ったり、

娘が着替えている部屋や風呂に
平気で入っていくなど
【家族は男女関係ない】
考えているタイプの人もいます。

本来、説明不要と言えるようなことも
【納得できないからやめない】ので
家族の人が困って相談に来られます。


どちらについても
大人になってから伝えるときに
【理由を伝えにくい】ことですよね。


例えば、
共働きで忙しすぎるから
全員で食事できなくても仕方ないです。

女風呂に男性が入らないのは
当たり前のことです。

なのに
【家族には
   適用してもらえません】

子供が大きくなるにつれて
状況が変わって環境も変わるのに
それに合わせることができないのです。

ですから、
なるべく小さいころから
「うちのやり方はこうだけれど…」と
【他のやり方もある】ことを教えて、
思春期くらいになれば
【男女の違い】を教えましょう。

「よく分からないけれど…」
【一般的なルール】として
身に着けていくことで
その子供が結婚した後で
家族を困らせることが少なくなります。

細かいことではもっとありますが
今回は2点にしぼってみました。
いつかまた、
他のケースも挙げていきますね。
posted by whereabouts長谷 at 04:55| Comment(0) | 発達障害
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