2019年07月28日

パニックになった人への対応

発達障害の傾向を持つ人たちは
パニックになりやすいことを
前回の記事で説明しました。

今回の記事は
支援者側の視点で読んでください。

それで、パニックのきっかけが
【私たちの予測を超えて】
多くのところに存在しているので
私たちにとって些細なことでも
混乱してしまうことが考えられます。
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「パニック」と、
ひとことで言っても
当事者の態度はさまざまです。

・人の話が聞こえなくなる
・一方的に説明し続ける
・独り言を言い続ける
・挙動不審になる
・誰かや何かのせいにする

このとき、
支援する側に求められるのは
【パニックだと見抜けるか】
というところです。

それに気付くことができず
一つひとつ真面目に取り合うと
支援する側にとっても
怒りにつながりやすいです。

パニック時の当事者は
・言い分を分かってほしい
・言い訳をさせてほしい
・正論を言っているつもり
・これを聞けば
  理解できるはずと思っている
などと考えているようです。

ですが
【文章の組み立てが
      支離滅裂】
その場を取り繕うのに必死なため
内容をまともに取り合うと
イライラしてしまいます。

対処の方法としては
【落ち着くのを待つ】ことですが
落ち着き方は人それぞれ。

とにかく私たちは
・あいづちを打たない
・黙って相手を見つめる
・質問に答えない
といった態度にしてみます。

当事者は大人ですから
【相手の様子がおかしい】
気付くことができる場合が
多いかように思います。

その時、
一瞬、我に返るというか
言葉が止まった時に
「続きを話していいですか?」と
冷静に声をかけるようにします。

当事者談ですが、
パニックの時に声をかけると
言葉は音として聞こえ、
【意味の理解ができない】
とのことでした。

つまり、
何を言っても意味がなく
当事者自身が
【自分の異変に気付くまで】
私たちは
待ってあげることが大切です。

他にも方法はあるのでしょうけれど
今のところ、私にとっては
この方法が効果がありました。

場合によっては、もう一つ。
【”パン”と手を叩く】です。
それと同時に
「はい、ストップ!」などと
声をかけて落ち着かせます。

この場合は、当事者と
事前に打ち合わせておくと
うまくいくかもしれませんね。

最後に、
当事者の「暴言的発言」は
まともに受け止めても無意味です。
自分で何を言っているかさえ
分かっていないことが多いので
いちいち傷ついていられません。

そのつもりで
最初から関わるようにしてみてください。
パニック時も関わってくれる人は
当事者にとっての
【良き理解者】になれると思います。
posted by whereabouts長谷 at 06:35| Comment(0) | 発達障害
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