2020年02月06日

「分からない」という答えが嫌い

一昨年くらいから、
私が月に1回利用している
調剤薬局があります。
そこでは薬を、息子の代わりに
受け取ることになっているのですが
この頃は法律が変わって
「患者さんにきちんと質問する」
という薬剤師さんの対応が
義務化されたと数年前に知りました。

それで、
私が代理で受け取るとしても
薬剤師さんには関係ないので
遠慮なく質問してこられます。
その時、
”体重に変わりはないですか?”と
聞かれたことがありました。
私は「分かりません」と答えたら
とても不機嫌で怒った顔になり
薬を投げるような態度になりました。

その時の私は単に
「態度の悪い人だなぁ…」でしたが
先日、2回目の「分かりません」で
また表情が一気に変化したので
私はハッとしました。

この薬剤師さんにとって
【”分からない”は答えではない】
というルールがあるのかもしれない。
だとすると…
といったように自分の脳内で
色んな思考が駆け巡ったのです。
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さて、本題ですが
発達障害の傾向を抱える人の中には
【はい・いいえ以外は答えにならない】
と考えているタイプがいます。
【分からない、と答えると負け】
みたいな考えを持っている場合もあります。

【白黒ハッキリさせたい】ためか
中間の答えを嫌う人もいますし
中途半端で気持ち悪いとも感じるようです。

ですが本来は
【”分からない”も正しい答え方です】
だから、そう答えたからといって
イライラされる筋合いはないですし
横柄な態度に変えるのは
大人げないことだと思われます。

・全部きちんと答えなくてはいけない
・知らないことは隠すべき
・分からない、では恥をかく
といった間違った認知を持っていると
【自分だけでなく
   他人にも厳しく
      押しつけがちで】
人間関係に亀裂が入りやすいです。

発達に関係なく
「分からない」という答え方が
嫌いな人と関わらなくてはいけない時は
【別の情報も添えることで】
その人の苛立ちが
和らぐ可能性があります。

今回の私の場合では(2回目の)
「分かりません」と伝えた時
表情が急に変わって
起こった様子を見せられたので
その薬剤師さんには
「来月には分かると思います」と
【目安を伝えました】
それによって態度は元に戻り
通常の対応をしてもらえました。

発達障害傾向の人と関わる時
「なぜ自分だけが
  歩み寄らなければいけないのだ」
などと多くの人が感じます。
それは確かにそうだと思いますが
【今の一瞬だけ譲ることで】
その場をしのぐことは
私たちのスキル向上にもなります。

とっさに機転を利かせた
行動や言動を覚えることは
自己成長へとつながるでしょう。
posted by whereabouts長谷 at 17:47| Comment(2) | 発達障害
この記事へのコメント
こんばんは.
わたしも、自分が回答者になるとき「分からない」は負けのような気がして、あまり好みません.
アンケートでも、「はい」「いいえ」「どちらでもない」があれば、「どちらでもない」は避けようとしますww

ところで、最近、長谷さんがえらく「発達障害の人は」とおっしゃるのがわたしは気になります.
だれしもそうではないんじゃろか、ということをことさら強調しているような…….
いえっ、すみません、どうも決めつけで判断してしまって;;;ご気分を害されたら;;;ごめんなさい;:;;(;_;)
Posted by 璃都 at 2020年02月06日 23:01
>璃都さん
”分からない”と言うことに抵抗を持っている人は、
私の事例内ではアスペルガーの人だけです。
でも他では分かりませんね。

ただ、私が発達障害を強調していると思われるとのこと。
私も記事を書きながら「誰にでも言えるんだけどな〜」なんて思ってます(^^;
なんだったら、最近ではなくて最初からw

それに関しては、次回の記事ネタにさせてください。
以前から私がお伝えしていること、過去にさかのぼって読んでいただくのは大変なので
改めてお伝えしたいと思います。
よろしくお願いいたします。
Posted by whereabouts長谷 at 2020年02月07日 07:54
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