2019年10月03日

なぜプライドの高い人が多いのか

発達障害の傾向を持つ人たちは
【プライドの高い人が多い】
と言われています。
自分の能力を誇りに思い
自分の信念を貫こうとし
正義感も強い人が多いです。

ですが、これが悪く出てしまうと
周囲はこのように感じます。
・頑固で融通がきかない
・威圧感で恐怖する
・意見を取り入れてもらえない
・自分勝手な人だ
・人を見下す人だ

これでは、
人間関係は上手くいきません。

それに、
本当にプライドを持っている人は
【自分の意見を持ちながらも
       人の意見も聞けます】
【承認欲求は
   さほど強くありません】
【誰かを見下したり
   批判ばかりしません】

どういうことかと言うと
当事者たちのプライドが高い。
という表現についてが誤りで
本当は
【自信がないから
   虚勢を張っている】
正しい表現だと私は思います。

だから、周囲が正論で
当事者に圧をかけて正したとすると
当事者は心が折れてしまって
うつ状態に陥ったり
希死念慮が出てきたりして
とても極端な変容が起こります。

結局のところ
プライドを高く見せながら
【自分が自分を
  受け入れられていない】のです。
それが周りにバレないように
一生懸命がんばっているのです。
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そう考えたとき
「そんなに頑張らなくていいのに…」と
思うのが私たち支援者側で、
本当の自分を見せてもイイよという
メッセージが届くように
アプローチしています。

プライドの高い人は
・著しい認知の歪み
・思い込みの強さ
・自分が良いと思ったものが絶対
という考えを持っていることが多いので
いわゆる”二次障害”として表われ
自分を苦しめてしまったり
周囲を困らせたりしてしまいがちです。

そうまでして
【自分の心を守っている】のです。

けれど、許されない行動言動も多く
例えば家族に対して
威圧的で支配的、所有物化して
周囲を病気にさせてしまうことも
相談事例ではかなりあります。

まとめますと、
プライドの高い人が多いのではなく
多くの発達障害傾向の人が
【虚勢を張っている】のです。
そうやって心を守っています。

当事者にとっては
辛口な内容の記事になりましたが
当事者に向けて言いたいのは
「完璧な自分を目指すのでなく
 自分のダメなところを認め
 それも含めた自分と
 うまく付き合えるといいですね」
という感じになります。

考えかたや対応法については
次回また書きたいと思います。
posted by whereabouts長谷 at 17:06| Comment(0) | 日記

2019年05月12日

自己一致とは

カウンセリング技法を学ぶ中で
必ず出てくる
【自己一致】という言葉、
あなたはご存知ですか?

例えば、
相手の話を聞いている時
自分の気持ちと相反するのに
「うん、そうだね、分かるよ」と
答えてしまうのは
【単なる同調に過ぎず】

気持ちに寄り添って
共感するためには
【自分の気持ちが
  一致していることが】
必要になります。

要するに、
【自分に正直に】
といった感じですかね。

さて、
発達障害傾向を持つ人たちは
人の気持ちを推し測ることが
苦手なだけではなく、

誰かの意見などを
素直に聞き入れられないのは
【自分に嘘を
   つくことになるから】
なのかもしれません。

彼らの中には
【自分を変えられる恐怖】
抱えている場合も多くて
誰かの意見に合わせることは
自分に嘘をつくことになり、
自分を操作されている感覚に
陥るのではないかと思います。

そういった考えでいけば
意見を聞き入れられない
彼らはある意味
【自己一致している】
いえるかと思います。

ただ、問題となるのは
一致しているのは
【自分の視点での考え】
だけになってしまうので
対立しやすくなることです。

つまり、
自己一致は大切なことだけれど
【悪い方に働くことも】
あるということですよね。

誰にでも当てはまりますが
こういったとき
相手視点で考えるために
【自分を変える必要はなく】
そこを勘違いしてしまって
ストレスが溜まるのかもしれません。

《あなたは、そう思うのね》と
相手を肯定することと
《あなたと、同じ思いです》は
全然違う意味だと理解してください。

まとめますと、
自分とは異なる人を
受け入れるために
自分を変えようとするのではく
【その人の情報を受け入れる】
考えれば良いかもしれませんね。
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自分の思いが変わるのも
相手への印象が悪くなるのも
その【次の心の動き】なので
まずは、一個人の情報収集を
心がけてみましょう。
posted by whereabouts長谷 at 11:18| Comment(0) | 日記

2019年04月23日

こんなに頑張っているのに

発達障害の傾向を抱えたまま
療育を受けずに大人になった人は
【仕事はある程度できますが】
人間関係については
課題を残したままです。

学生を卒業して社会に出て
【まず求められるのは
   仕事のスキルなので】
当たり前のことですが
【社会生活の中で
  コミュニケーションは
    教えてもらえません】

ですが、
彼らもどうにかしたくて
自分なりに努力をしている人は
多く存在しています。

ただ、相談の中で
「こんなに頑張っているのに
  【誰も自分の頑張りを
      認めてくれない】」と
嘆いている人ばかりです。

なぜ、
彼らの努力は報われないのか
色々と考えてみたのですが…

単純に言えば
【努力の方向性が違う】ということ
率直に言えば
【自分目線での努力だから】
上手くいかなかったのだと思います。
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想像力の弱い当事者たちは
誰かの立場に立って
何かを考えてみることはなく、
【自分の情報だけをベースに】
「あの人は、そうに違いない」
といったような
【思い込みで動きます】

そして、
ネガティブな結果になると
「自分の努力は認められない」と
嘆いたり怒ったりします。

この積み重ねが、当事者たちの
【被害者意識を強めます】

「こう言えば、伝わるはずだ」
「こうすれば、嬉しいはずだ」
「こう動けば、助かるはずだ」
このような考え方が
脳内を行き来しているのかと思います。

その結果、理解されないと
「あいつは悪い奴だ」
「あいつは頭が悪い」
「あいつは冷酷な人間だ」などと
周囲の人たちを
敵視するようになってしまいます。

今回のポイントで、
大切なのは【相手目線】です。
誰かの立場に立とうと思ったら
自分の考えや経験などの情報より
【誰かの率直な
   考えや気持ちなどを聞き】
その情報をひとつでも多く
収集することが大切です。

つまり、会話の中で
【自分の話したいことより
    相手の話したいこと】
優先して聞いてストックするのです。

興味がない、眠くなる、忘れるなど
いろいろな辛さはあるかもしれませんが
特性の自覚がある人も無自覚の人も
【努力の方向性を見極めて】
取り組むほか解決策はありません。

コミュニケーションが苦手で
過去からこれまでの
【経験が不足しているから】
今、困っているのだと思ってください。

人の話を聞き入れる態勢を作り
それと自分の考えを照らし合わせ、
【どちらの意見も存在する】
素直に受け入れられるようになることが
人間関係向上のコツですよ。
posted by whereabouts長谷 at 07:06| Comment(0) | 日記