2019年09月21日

ADHDタイプの人との付き合い方〜前回の続き〜

前回の記事では
ADHDタイプの人と上手く付き合うコツは
【約束をしない】
【言葉を真に受けない】
【手伝ってあげる】
ということをお伝えしましたので
その具体的な内容を
今回は書こうと思います。

=約束をしない=
当事者を相手にしないのではなく
【前もって決めない】
考えてくださいね。

例えば、
私たちのスケジュールは
1週間前や1ヶ月前、
海外旅行などなら
もっと前から決めていますが

ADHD傾向を持つ人たちは
前もった約束を忘れてしまったり
他の予定を入れてしまったりして
周りに迷惑をかけてしまいがちです。

ですから、
・これから空いてる?
・今日、時間ある?
といったように
【なるべく直前で約束すると】
上手くいくことが多いかと思います。

=言葉を真に受けない=
彼らは思いついたことを
即座に言葉にします。
周りは、それに応えてあげたいので
何とかしようと思ってしまいます。

「ラーメン食べたい!」
「〇〇に行きたい!」
「一緒に〇〇したい!」

けれど、【短期記憶が弱い】ので
翌日には忘れてしまうことがあり
「ラーメン食べたいなんて言ってない」
などと、周りが良かれと思って
動いても嫌な結果が待っています。

これに関しては
何度も同じ要望を言っているとか
何日にもわたって言っている時は
少し信じても良いかもしれません。

基本的に、
思ったことをすぐ口にしては
翌日には忘れてしまう
【そういう人なのだ】
受け止める方が良いかもしれません。

なぜなら、当事者が本気で望んだら
すぐに行動に移ることが多いからです。

=手伝ってあげる=
上記の旅行を例に挙げてみると
【計画性のなさ】
欠点の彼らにとって
数カ月も前から旅行を申し込み
当日までの段取りをすることは
分からないことだらけです。

【何が分からないかも分からず】
あっという間に
当日がやってきます。

ここでいう「手伝う」というのは
・持っていくものリスト
・行動計画
・事前申請内容と方法
といったことを紙面化し、
本人だけで準備できない場合には
【一緒に手伝ってあげる】
ということです。
gahag-0076324331-1.jpg
=まとめ=
ADHDタイプの人の弱点は
・何が失敗か分からない
・すぐに忘れてしまう
・課題を考える力が弱い
などですから、
「言わなくても分かるでしょ」
「自分で考えられるでしょ」
そんなふうに思わずに
【今が初めて覚えるとき】
受け止めてみてくださいね。

彼らは練習をしていけば
徐々にできることが増えます。
もともと叱られてばかりで
自信のない人が多いですから
「うまくいったぞ」を増やして
心の健康を取り戻せるよう
協力してあげてください。
posted by whereabouts長谷 at 06:29| Comment(0) | 発達障害

2019年09月19日

ADHDタイプとの付き合い方

先日、お客様の愚痴を聞いていて
ネタにできそうだなぁと思い
今回書くことにしました。

ADHD(注意欠陥多動性障害)の人は
【一貫性のない人が多く】
思ったことをポンポン口にしたり
先のことを考えずに
行動を起こしたりしてしまいます。

その結果、失敗が多く
落ち着きのない人、忘れ物の多い人
話を聞いていない人などなど…
とにかく
【幼少時代からよく叱られて】
育ってきた人が多いです。

このタイプの人と付き合っていたり
家族の中にいたりすると
周りの人たちは振り回されて
ヘトヘトになってしまいます。

何に振り回されるかというと
よくありがちなことでは
例えば…

衝動的な部分で言うと
目の前の洋服が欲しい!
ガマンができなくて買っちゃった。
【遊ぶお金が無くなったから】
友達と遊ぶ約束をやぶった

友達とイベント参加の約束をしていて
お互いが事前申請しなくてはならず
【手続するのを忘れてしまい】
結局イベント参加できなくなった。

家族に頼まれた支払いを忘れて
期日が過ぎてしまったり、
そのお金を他に使ってしまったり…
gahag-0025317314-1.jpg
とにかく色々とやらかしては
みんなを怒らせる人生です。
そうなると気が強いタイプの人は
「しょうがないでしょ!」
「そんなの知らない!」
「私は悪くない!」
などといって【逆ギレ】します。

でもですね、
ADHDタイプの人の多くは
【元気で魅力的】なのですよ。
コミュニケーション能力も
比較的高くておしゃべりが楽しい。
だからできれば仲良くしたいですよね。

そのような気持ちを持っている人が
ADHDタイプの人と上手く付き合うコツは
【約束をしない】
【言葉を真に受けない】
【手伝ってあげる】
これをお勧めします。

この詳細については
次回でお伝えしたいと思います。
posted by whereabouts長谷 at 12:52| Comment(0) | 発達障害

2019年09月17日

診断が下りた後の人生

これは私が直接、
小児科のドクターから学んだことで
本からなどの情報ではありませんが
私の中で
「一度、診断が下りたら
   一生発達障害なのか?」
という疑問がずっとありました。

なぜなら、
【発達障害は治らない】からです。

では、療育が役に立たないのかというと
そういうことではなくて
トレーニングをくり返すことで
問題行動などが【消失する】という
イメージで捉えると良いかと思います。

統合失調症などの精神疾患も
「治る」という言葉は使いません。
【寛解】といいます。

そして発達障害でも「治る」という
言葉は使わないと思うのですよ。

私が対象としている人たちは
【知的障害のないグレーゾーン】です。
だから、幼少時代には
ちょっと変わった子だけれど
勉強や運動がそれなりにできて
生きて行くにはさほど問題がなく
普通の大人として、社会人として
世の中に紛れているのです。

けれども大人になってから
人間関係が上手くいかなくなって
診断を受ける人も増えています。

小児科ドクターから教わったのは
グレーな人たちが
特性を持っているかどうかではなく
それによって【機能障害】
起きているかどうかが基準、
ということです。

機能障害とは、
例えば人間関係が上手くいかない
会話がかみ合わないなど
【明確に困っていること】があり
本人と周りの関係が
不安定な状況と考えてみてください。

ただし、
【どの程度か
  ハッキリとした線引きがない】
というところが
ドクターも「わかんないよねぇ」と
言われていました。

そして、療育などのトレーニングで
問題行動などが改善された場合には
特性が消失したと考えて
【学校や会社に
    言う必要はない】
教えていただきました。
gahag-0081368561-1.jpg
薬を使って楽になったとしても
診断名をもらって支援してもらっても
【本人が努力しない限りは】
その人はずっと発達障害ですし
努力してトレーニングを続け
それなりに機能障害と見られる
問題点がなくなってしまえば
いわゆる「普通の人」なのです。

特に大人の場合、
療育を受けられるわけではありませんし
二次障害の問題も抱えているケースが
少なくありません。
そのため、将来を悲観しやすく
取り組みを起こす気持ちに
なりにくいかと思いますが、
この記事を読んで
少し進んでみようと思われたら
ぜひ、お声がけください。
posted by whereabouts長谷 at 07:18| Comment(0) | 発達障害