2019年11月19日

心が通わない理由

コミュニケーションの学習では
必ず出てくる情報なのですが
私たちは【言語と非言語の】
両方を使って
コミュニケーションをとっています。

驚くことに、
言語は”言葉・文字”などで
コミュニケーション全体の
【わずか4割弱程度でしかなく】
残りの6割程度
【非言語コミュニケーション】
日頃やりとりしていることになります。

非言語コミュニケーションには
様々なものがありますが、
【しぐさ・態度】が大きく影響し
さらに【声の強弱や抑揚】なども
関係してくるのです。
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さて、コミュニケーションの苦手な
アスペルガータイプの人に
これを当てはめてみますと…

・目を合わせるのが苦手
・挙動不審
・言葉が選べない
・ぶっきらぼう
・声のコントロールが苦手
・興味を示しにくい

このようなことが重なると
当たり前のことですが
【周囲への印象は悪く】
仮に表面上うまくいっても
【より一歩踏み込んだ
   関係になりにくい】
と、言えるでしょう。

つまり、
言葉でいくら上手に関われても
【態度が伴わなければ】
本当の深い付き合いが難しい、と
考えられます。

発達障害関連の相談では
「今一つ、人と心が通わない」
という発言をよく耳にします。
それは単に、
【自分の気持ちを
   表現するのが苦手】だけでなく
相手から見る当事者の
【印象が悪く見えてしまう】
ということも含まれています。

ただ、
ある程度の努力で改善はできても
【特性であるなら消失しない】
行動や言動と言えますので
当事者は、自分を責め過ぎず
【やれることは、やる】
気持ちを持ち続けながらも
【ダメな自分を受け入れる】
部分も大切かと思います。

なぜなら、
雑談の苦手な人が克服するには
練習するほか方法はありません。
脳機能をいじることが
できないわけですから
【トレーニングで強化する】しか
やり方が見つからないのです。

誰かや何かのせいにしないで
まず、現時点での自分はどうか
苦手は何か、得意は何か…
【他人の評価も踏まえつつ】
自身の見直しから始めることが
必要なのではないでしょうか。
posted by whereabouts長谷 at 07:50| Comment(0) | 発達障害

2019年11月16日

「旬」な感情の取扱い方

生鮮食品は鮮度が大事。
一年を通して旬の食べ物がおいしい。
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それは、食べ物の話で…
感情については「旬」のものは
【危険を伴います】

「旬の感情」とは
【その一瞬に沸いた感情】
特に、コミュニケーションに悩んだり
思ったことを即座に言葉にして
失敗を繰り返す人には
知っておいてほしいことになります。

「今すぐ言いたい!」と思った時
一旦、頭の隅に置く練習をしてみてください。
「それじゃ、忘れてしまう」と
言いたくなるのは分かりますが
【大切なことは忘れません】

ですから、
後から思い出して話すことができ
どうでもいいことは忘れます。

それで、その場で発言しないとして
持ち帰ってから再度考えます。

・どう伝えるのが適切か
・否定的な言い方にならないか
・双方のどちらかに必要な内容か

このようなことを検討して
【言葉を熟成させると】
その場で即座に発言するよりも
【もっと素敵な
  言葉になる可能性が】あります。

それは、発言だけでなく
【行動を決断するときも同様】です。
「あれ、やりたい!」と思うと
せっかちな人は
すぐに行動に起こします。
すると、先のことをあまり考えず
失敗してしまう経験が増えます。

このような時、
【飽きっぽい自分がイヤ】
思う人が結構いるのですが、
何かを思ったり考えたりしながら
その思いが薄れることは、
飽きっぽいとは言えないかと思います。

そう考えるよりも
【思ったほど
  大切なことではなかった】
受け止めるのが妥当かと思います。

衝動で発言して、行動して
失敗を積み重ねるよりも
吟味して、熟成させて
良い体験を増やす練習に
取り組んでみてくださいね。
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posted by whereabouts長谷 at 11:02| Comment(0) | 発達障害

2019年11月14日

ADHD特性を改善したい

ADHDタイプの人たちが
共通して困っていることは
・飽きっぽい
・最後まで待てない
・分かっていても直らない
といったことです。

彼らは、
自分が何を苦手とし
何に向き合えていないか
意外と分かっていることが多いです。

ただ、それは漠然としていて
細かいところまでは考えられません。
だからカウンセリングを受けるなどして
克服のための課題設定をし、
【一時的には取り組むものの】
飽きっぽさがある場合には
長続きしないケースが多いです。

また、
【話が取っ散らかるので】
一本道のわき道に入ってばかり。
本題に戻るまでに時間を要します。

ADHD特性を持つ人たちが
苦手を克服したくても
上記のようなことが起こるので
なかなか改善できません。

(飽きっぽさがなければ
     割と継続できます)

大人になれば、
【自然と落ち着きが出てきて】
ADHD特性の一部は
消滅すると言われていますが
残った特性部分の改善は
・価値観を変化させること
・痛い思いを忘れないこと
・支援者を見つけること
こういったことが大切かと思います。

例えば、
ゴミをゴミ箱に捨てられないという
大人の人もいます。
けれど、その人は手が汚れれば洗うし、
トイレに行けばお尻を拭きます。
そのように
【習慣化させるまでの辛抱】です。

子どものころ、
生活習慣を身に付けるために
親が徹底して教えてくれたように
【大人になっても支援してもらい】
身に付けていくのです。

価値観が変わらないのは
【意地を張っていることが多く】
その意地を捨てなければ
改善できるものもできません。
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なんだかんだ言って、
結局は大人なのだから
ダイエットの神様が下りてくるように
【一大決心が何より必要で】
それがないまま
気まぐれにカウンセリングを受けても
お金が無駄になるだけです。

色々な視点から考えるのが苦手で
一つの答えを見つけると
【吟味せず行動してしまうのも】
さらなる失敗を招きますから
「自分がどこまで本気なのか」と
考えることを忘れないでください。

posted by whereabouts長谷 at 07:19| Comment(0) | 発達障害