2020年05月07日

食事量が偏ってしまう

発達障害関連の相談で
比較的多い話題なのですが
【食べる量】について
今回は記事を書こうと思います。

これまでに私が対応した中で
多かった3パターンについて
具体的に説明します。

【どの程度食べていいのか?】
病院食のように、
トレーに1人分が乗せられていると
「これだけ食べればいい」と
目に見えて分かりますよね。

ですが、飲み会などのように
大皿で複数人分が出てくると
”分配するのが苦手で”
人の分まで食べてしまったり
遠慮し過ぎて
1口も食べれない人もいます。

イメージとしては
大皿に盛られた料理は
”自分のものではない”という
認識を持ちやすいですし、
トレーで出てきたものは
”全部が自分の料理”だと
分かりやすいのだと思います。

【お腹いっぱいが分からない】
家族で大皿料理を食すとき
「好きなだけ食べてもいい」などと
言われていたとします。
すると、
”皿の中身が無くなるまで食べ続け”
場合によっては
不調を来したり吐いたりします。

お腹いっぱいが分からないので
”目の前にあるだけ食べよう”
なんとなく食べ続けるようです。

【1食分の量へのこだわり】
これは、作る側に起こることですが
例えばネットなどでレシピを見て作る時
それは確かに1人前なのかもしれませんが、
”食べる量は人によって異なります”

ですから「ネットでは1人前」でも
家族にそれを食べさせる時には
”過不足の可能性も考えて”
おかなければいけません。

食費を節約するため、健康のため…
などという”こだわりが強いと”
・おかわり禁止
・残すのも禁止
・出されたもの以外は禁止
といったような
”楽しめない食事を
     強制することになり”
結果的に心身の不健康を招きます。
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*****当事者の方へ*****
数回前に更新したブログで
食べる感覚(オナカや胃袋)の
鈍感さについて触れました。

今回の内容は
その時の参考にしてください。

そして、
他の人たちがどの程度で
お腹いっぱいになっているのかを
分かりやすく知るためには
【定食屋の1人前量】
意識して注目しておいてください。

・お皿の大きさ
・品数
・器に対する盛り付け量
この3つをチェックしましょう。

それを参考にして
料理を食べるようにしましょう。

それから、
料理を作る時は
【少し多めに作ること】
心がけると良いかと思います。
自分以外の家族が「まだ食べたい」と
言ってくることを想定して
【余裕を持った準備をする】のが
大切なことです。

残ったものは捨てないよう、
【翌日に持ち越せる料理を】
作るようにしましょう。

食べ過ぎは良くないですが
【美味しいものを、
    満足いくように】
食べられる幸せが必要です。
なぜなら、
人間の3大欲求の1つですからね。

心身ともに健康になるためには
”ただ、お腹を満たすのではなく”
精神的にも満たされる
食事を目指して取り組みましょう。
posted by whereabouts長谷 at 07:49| Comment(0) | 発達障害

2020年05月04日

「飽きっぽさ」を減らす工夫

※明日のブログ更新をお休みするので
 1日早めに更新しています。

”飽きっぽい”のは、ADHDに
限ったことではありません。
アスペルガータイプの人も一緒に
この記事を読んで
参考にしていただきたいと思います。

当事者の方も、支援の方も
最初から最後まで読んでみてくださいね。
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発達障害の傾向を持つ場合、
ADHDタイプの人は
【考えがどんどん移っていくので
      飽きっぽくなりやすく】
一般的にはその部分だけが
取り上げられがちかと思います。

さらには、考えがコロコロ変わる上に
【忘れっぽい】のが災いして
何か一つのことに対しての
”熱量”が変化しやすいことが
飽きっぽさの理由かと思います。

これについての対処は
しようがないと私は思いますが…
もう一つについては
まだ可能性が見えています。
それは、
【納得するまで、を止めること】です。

アスペルガーの人は
【追究することが好き】なので
何かに興味を持ち始めたら
寝食を忘れるくらい徹底して
取り組み続けることがあります。

また、ADHDの人は
【行動の切り替えが苦手】なので
一旦始めたことが楽しければ
気が済むまでその行為を
繰り返し続けたがります。

ここについては
改善の余地があるのではないでしょうか。

例えば、プラモデルにハマったとして…
当事者は時間さえ許されていれば
アスペルガーでもADHDでも
【自分が飽きるまでやってしまう】
ことが考えられます。
だから、
・1日の作業時間を限定し
・タイマーで行動を切り替え
・翌日に楽しみを残す
といった工夫で
飽きる時期が遅らせられるかもしれません。

ただし、この【楽しみを残す】ことが
当事者たちが嫌うことなのです。
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楽しみを残す、というのは
いわゆる”ガマン”に当たりますが
当事者たちは「ガマンが苦手」な場合が多く
どうしても我を通したくなります。
それが通らなければ
とてつもないストレスに変換されやすく
行動を止めた相手を敵視したり
社会に対して攻撃的になったり
どこに矛先が向くかは分かりません。

ですから、大切なのは
【ガマンして得られる良いこと】
一緒に探してあげることかと思います。

「今日はここまで。
 これから、こっちを楽しもう!」とか
「明日はどんなことをしようか?」と
会話を楽しむとか
ガマンしたことによって
【別の楽しみが得られた経験】
増やせるように支援してみましょう。
posted by whereabouts長谷 at 16:51| Comment(0) | 発達障害

2020年05月02日

追悼

今回は、私の思いから始まります。

昨日、親しくしていた
友人が他界しました。
50歳にも満たない若さで
家族を残して旅立ちました。
長女は気丈に振る舞っていました。
次女はまだ中学に入ったばかり。
これから…というときの別れ。

長女と私の息子は半年違いで
学年は1つ違い。
0歳からの付き合いで
私にとっても娘同様です。

こういう時、本当は事が落ち着くまで
そっとしておくものだと思いましたが
私は勇気を振り絞って
旦那さんとコンタクトを取りました。
実際に話してみると
旦那さんも一人でどう過ごせばいいのか
分からなかったと思います。

亡くなった友人は病気を患っていました。
けれど、いつも明るくて
笑顔が素敵な人でしたから
きっと治って戻ってくると
私は本気で信じていたのですよね…。
まさかの事態でショックが隠せません。

それで、ふと思ったのですが
私の周りの人たちは
”ガマン強いタイプ”が多いです。
それに比べたら
私は全然真逆のタイプで(^^;
お恥ずかしい。
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さて、ここからは
発達障害関連に紐づけて
文章を書きたいと思います。

発達障害の傾向を持つ人たちは
【感覚過敏】に悩まされる
ことが多いかと思います。
音・光・匂い…などなど
周りがあまり気にならないことも
当事者にはストレスになるほど
感じとられてしまいます。

これについては”体質”と考えると
改善しようもないことなので
・対象となるものを避ける
・道具によって遮断する
・安全地帯をつくる
などの努力が大切です。

そういう”過敏”を持っている割に
【鈍感な部分】を持ち合わせている
タイプの人も多くいます。
例えば…
・オナカがいっぱい、が分からない
・疲れているか、分からない
・痛いところが、分からない
などなど、
私が思いつく一番多いものは
【体の感覚に関連すること】です。

食べ過ぎて吐いてしまった、
翌朝、身体が動かない、
病院に行きそびれて悪化した
といった感じでしょうか。

これもある意味、
【ガマン強い人と思われ】
本人の体への負担が考えられます。
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*****当事者の方へ*****
食事量については、
別途、記事をアップしますので
それを参考にしてみてください。

体についての考え方として
【体感覚の鈍さを持っている】
ということを常に意識してください。

そして
発達障害傾向の人たちは
【面倒くさがり屋が多いので】
健康診断や病院での受診が
遅れがちになってしまう
可能性が考えられますから
【いつもと何かが違っても、
   受診に結びつかなくて
        手遅れになる】
ということが想像できます。

「あの時受診しておけば…」と
手遅れになってしまった人たちは
私の周りにも結構いるもので
日本人にとっての美徳である
”ガマン強さ”はこの際捨てて
【少しの違和感でも、
    誰かに相談する】ことを
心がけるようにしてください。

すぐに病院、受診とならなくても
周りの人たちからのアドバイスによって
「体の具体的な違和感」が分かり
身近な人の体験談を聞くことで
【リアリティーが増して】
行動に移せるかもしれませんよ。
posted by whereabouts長谷 at 16:39| Comment(0) | 発達障害