2018年03月26日

アスペルガーの相談が多い理由

私は、カウンセリング業務の中で
発達障害相談を受けていて
ADHDとアスペルガー対応が
メインになっていますが

当事者の立場でも
周囲の立場でも
アスペルガーの相談が多いです。

その理由は、

当事者の立場で考えると
アスペルガータイプの人は
【変人に思われたくない】
思っている人が大半で

言葉にはしないものの
心の中ではドキドキしています。

ADHDタイプの人は
自分がみんなと違うと思っていても
【問題として重要視できない】
特性を持っているため

相談に至るまで時間がかかり
アスペルガーに比べると
相談件数が少なくなっているのだと
私は考えています。

また、真面目で
自分に興味を持ちやすい
アスペルガーだから
カウンセリングの継続が期待でき、

飽きっぽさを持ちやすい
ADHDでは継続が困難です。


では、周囲の立場としては
どうでしょうか。

アスペルガーの人は
一見おとなしく
人当たりが
良さそうに思えますので
多くの会話を重ねながら
「???」が増えていって
ようやくアスペルガーだと
分かる感じです。

仕事では、
与えられた業務については
熱心にコツコツとこなし、
完璧を目指す人たちですから
特に分かりにくいと思います。

ADHDの人は
ミスが多く落ち着きもなく
最初からその違いが
分かりやすいので
周囲の人は初めから
サポート体制を整えられます。


周囲の立場としての相談は
「なぜ、こうなるのか?」という
アスペルガーの特性について
疑問解決と対応の相談が
とても多く、
ADHDと比べると
【心の準備ができない】ため
動揺させられることばかりで
相談に至るのかもしれません。
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いずれにしても
定型発達の人からすれば
【予測不可能な行動や言動】
戸惑うことばかりですから

精神的に負担が
大きいかもしれません。

本来であれば本人の問題なのに
本人が重要なことだと
認識できないことで
周囲が困っているのは否めません。

今はアスペルガーの相談を
多く受けていますが
ADHDの人たちも
【改善は望めるので】
私としては遠慮なく
相談に来て欲しい気持ちで
いつも待っています。
posted by whereabouts長谷 at 08:24| Comment(0) | 発達障害

2018年03月24日

人の名前が覚えられない

先日、お客様と話している時
「私、名前覚えるの苦手なの〜」
という話題になりました。

以前はそんなに感じなかったですが
ここ数年は特に、
何度かお会いしないと
相手の名前が覚えられない私。。。

すると、お客様も
「実は私もそうなんですよ〜(^^;」
なんて言われていて
二人で頭を抱えていました。


例えば、
自閉傾向が強いタイプや
対人恐怖を持っている人は
【人の顔を見たり
  目を合わせるのが苦手】です。

そうすると、
顔の特徴を覚えられません。

また、
【視覚優位か聴覚優位か】
その違いでも
顔と名前を一致させるときの
方法が異なります。

それに、もっと単純に
学校の勉強などでも
【暗記が好きか計算が好きか】
分かれてしまいますよね。


難しいかもしれませんが
結局は【意識を高める】ことが
大切なのだと思います。

・時間より頻度を上げる
⇒一度だけ、
 長時間一緒に過ごすのではなく
 30分ずつなど短時間で
 何度も一緒に過ごすことが
 相手の印象を強めます。

・目を見て話す
⇒小学校のときには
 散々言われていたことです。
 苦手な人は
 会話しながら数秒に一度
 目をチラッと合わせましょう。

・苦手なことを伝える
⇒名前を覚えられないことは
 一般的には失礼ですが
 それが誰に対しても
 苦手なのだと伝えることで
 相手が覚えてもらえるよう
 協力してくれるでしょう。

・「〜さん」を心で呟く
⇒会話の最後に、相手の名前を
 心の中で繰り返してみましょう。
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以上のことを試してみてください。
他にも方法はたくさんありますが
思いつくことを書いてみました。
私も、がんばってみます(^^)
posted by whereabouts長谷 at 08:49| Comment(2) | 人間力アップ

2018年03月21日

母娘の分離は難しい

子育て自体、とても大変なことですが
母と娘の関係性については
問題を抱える親子が非常に多く、

・分離がうまくいかなかった
・罵り合ってばかり
・常に行動を共にする

といったケースが多いです。

それも、相談を受ける大半が
【娘側からの相談】です。

・母親が監視する
・母親なしでは生きていけない
・行動の何もかも指示してくる

相談をしようと思うタイミングでは
母親の行動や言動が
他の親子と比べて何か違う…
と感じたり
いい加減放っておいてほしい
という気持ちになった娘が
親子関係の問題に気付くときです。

こういった関係になってしまう
理由の一つとして
子育ての中で
【母親自身が
  子供の頃からを
   もう一度体験している】
ということが考えられます。

同性であるがゆえに
【自分というお手本を元に】
娘をコントロールしてしまったり
過剰に気になって
監視してしまうのです。

そして、色んな考えが
母親の心の中に発生しています。

・一心同体
・自分の分身
・優劣の対象

娘が思春期に差し掛かる頃から
母親の生き方とは
違った道を選ぶことなどは
母親にとっては
非常識にも思えることがあります。

母親の子どもを思う気持ちは
周囲からは想像できないほど強く
失敗して欲しくなかったり
道を踏み外して欲しくなかったり
【娘の幸せを願いすぎて】
起こってしまう問題、ともいえるのです。

大切なことは
そのメカニズムに気付くことです。
気付いたときに
【気付いた側から】
「分離」を始めましょう。
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posted by whereabouts長谷 at 09:12| Comment(0) | 子育ての参考に