2017年12月30日

人の話がおもしろくない

特にアスペルガータイプの人は
周囲の人が何かの話題で
盛り上がっているとき
それをちょっと聞いていても
【何が面白いのか分からない】
という気持ちになりやすいです。

そのため、
集団に紛れていても
みんなと同じタイミングで
笑うことができないし
自分だけが冷たく感じて
疎外感を味わったりしています。

その理由の一つに
【気に止まるポイントの違い】
があります。

例えば、
これは面白い話ではないですが、
誰かが
お財布を落としたとします。

そうすると一般的には
・交番に問い合わせたか?
・どこで落としたか?
・カード会社には連絡したか?
といった重要な部分に
焦点を当てて話を聞きます。

でも、
アスペルガータイプの人は独特です。

・何色の財布か
・何円入っていたか
・誰にもらったか
など、なくなったことに対する
重要な疑問よりも
【個人の興味の部分】
焦点を当てがちになってしまうので
どうしても周囲の人と
共感する力が不足してしまうのです。

こういったときに
「何で今そんな話をするの?」
などと周囲に注意されたり
冷ややかな目で見られてしまいます。

では、話を戻して
誰かが楽しい話をしているときでも
【面白い点は興味なく】
【個人的興味に集中するので】
その話の面白さが分かりません。

さらに、面白さが複雑すぎると
【理解速度が落ちる】ので
同じタイミングで
感じることが難しいのです。
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その分、理解しやすい
【シンプルな笑い】では
一番素直に面白がったり
することができます。
(オヤジギャグとか)

その辺の温度差が
発達側にも定型側にも
伝わりあってしまうので
なんとなく
距離感ができてしまうのですよね。

でもそればかりは
【仕方のないことです】
発達傾向があって
面白い話を言えないし
聞いても面白くないのは
【当事者の感性です】

それについて責めても
仕方がありませんし、
改善できるものでもありません。

そういったときは
【無理に集団に入らず】
他の部分での楽しみや
歓びを見つけてみてはどうでしょうか。
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posted by whereabouts長谷 at 10:01| Comment(0) | 発達障害

2017年12月26日

自傷行為


発達障害の傾向を持つ人や
診断を受けた人の中には
自傷行為を繰り返す人が
かなり多く存在します。

それは、単に
自分のことが嫌いだという
理由だけではないのです。

例えば、
反抗期で親に逆らっても
反対に叱られ続けて
【言葉で追い詰められたとき】

それに対して
・反論できない
・言葉が出てこない
・正しく伝えられない
といった気持ちを当事者が感じると

その【未消化の感情が】
自傷行為となって出てしまうのです。

自分が嫌いというよりは
【怒りをぶつける
    ところがない】
と、考える方が正確です。

そして、
・髪の毛をむしる
・体をつねる
・壁に頭を打ち付ける
といった行動に至ります。

それを見た周囲の人は
「何をバカなことを…」
などと感じるのかもしれません。

若しくは
「おかしくなってしまったのでは…」
と心配するかもしれません。

いずれにしても
本人の心の中では
【分かってほしい】
【正しく理解して欲しい】
【認めて欲しい】
という感情で埋め尽くされています。

こういったときには
【ゆっくり、ゆっくりと
   話を聴いていくことが必要】です。

自傷行為に至って
落ち着きを取り戻せない場合は
落ち着くまで待ってからにしてください。

無理やり止めさせると
【ヒートアップ
   するかもしれません】

とにかく周囲は冷静に。
本人が冷静に戻るまで待ってください。

この自傷行為を止めるためには
【成功体験を増やすこと】
良いと思います。

冷静に話し合ったら
うまくいくようになった、という
経験をいくつも積み上げて

もう体を傷つけなくていいのだ、と
本人が分かるようになれば
いつかは自傷を止める日がやってきますよ。
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posted by whereabouts長谷 at 12:50| Comment(0) | 発達障害

2017年12月24日

幼少期から取り組みたいこと


大人になった今、
自分の気持ちや状況を
分かりやすく言語化して
伝えられない人が多くいます。

だいたいの人が
その問題を克服するよりも
黙って聞き役に回ります。
そのほうが
自分の欠点がバレませんし
【おとなしく控えめな人】とか
【優しい人】などと思われ
得をすることもありますし。

ただ、やっぱり深い話になったら
言葉が出てこないので
自分自身が困ったりするものですよね。

それだけじゃないのです。
そのタイプの人の子育ては
【子供の考えを尊重して】
子供に任せることが多くなるかもしれません。

それは本当は、大人の方の
【自分の言葉が見つからない】
というもともとの問題が
影響してしているのだと言えるのです。

これは、私の体験談でもあります。
あまり詳しくは書けないのですが
(本人の名誉もありますから)
結婚してから
これまでの謎の大半が
解決したときに分かったことでした。

だから私は
子供とたくさん話そうとしました。
頭が悪いなりに自分の考えを伝え、
子供の考えを聞き、
妥協点はどこか話し合いました。

その結果が良かったかどうかは
まだ途中過程なので分かりませんが、
【話していて楽しい人】として
子供が存在しています(^^;

冗談が言える、ウソもつく、
難しい話ができて自分の気持ちも言える。

思春期なので
色々ありますけどねw

ですから、
子育て中の大人たち、
子供に関わる大人たちにも
試してみて欲しいと思います。
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子供は順応性が高いので
子供にとっての
【自分の気持ちが分かる人】
になることができれば、
たくさん色んな話をしてくれますし

そこにさらに質問を加えて
【子供の考えを聞く習慣を】
早いうちからつけておくことが
将来の役に立つと思いますよ(^^)
posted by whereabouts長谷 at 10:06| Comment(0) | 子育ての参考に